三蟠鉄道研究会

今はなき岡山の三蟠軽便鉄道の歴史を探り、後世に伝承していくための活動をしています。

トロッコ移設先の整備完了へ

2023-03-03 16:27:04 | 鉄道

移設先の整備完了へトロッコの里帰りを楽しみに

令和5年2月14日(火) 今日は完成へ 突貫工事だったが丁寧な

作業ですっかり景色が変わることになりました。これまで雑木を倒し

木の根元まで掘り起こして整地し、均しては叩いては固める作業

を繰り返し、最後は化粧土(真砂土)で舗装した結果、見違えるような

景色が誕生しました。

さらに綺麗に清掃し、園児たちが上がれるようにと、スロープにも気を使って

くれました。

鉄道の線路跡は幅約7メートル、

奥側から車が入り、回転して出ることも可能になりました。いよいよ最後の工程は

犬釘を外して、レールを一反外し、枕木を、真砂土の上に敷き直し、レールをはめて

犬釘を打つ。 来月上旬にはトロッコが里帰りするので、どんな形になって戻って

くるか、温かく迎えたいものです。


蓮華畑を地元保育園児に開放

2022-04-27 14:22:07 | 鉄道

 

我が三蟠鉄道のトロッコとレール復元場所は岡山玉野線の倉安川交差点そばにあります。
ここはかつて蒸気機関車が 一日10往復以上走っていた場所で、当時からこの時期には通勤客などは眼にしていたはずです。
 園児たちは毎年ここで遊んでくれています。

この日は園児たちが待ちに待った蓮華畑に入る日、天気予報では雨模様でできないかと心配したが、朝から日が差して、みんな大喜び。9時半から約1時間余り園児たちは蓮華畑に入ってはしゃぎました。
園長先生はじめ職員達は、園児たちを引率して、毎年ここ来てくれ、自然を満喫してくれます。
 毎年園児たちはトロッコ(定員10名)乗るのが楽しみですが、昨年と今年はコロナ禍の中で、トロッコ乗車体験はできません。
しかし、元気な園児たちは、みんな虫かごを持ってきて、テントウムシを獲ったり、鬼ごっこして遊んだりしました。
 今年は蓮華が少ない中、カニが沢山見つかり、トカゲも掴んで虫かごに入れては、先生たちも目を見張っていました。「なんでトロッコにはのれないの」と寂しそうに質問されて、可哀そうだったが、来年はまたトロッコに乗ろうねと励ましました。
 この場所は去る3月、岡山市が文化遺産として、「岡山歴史のまちしるべ看板」を設置してくれたので、多くの人が目に触れる場所になっています。


来年のカレンダー作製

2021-12-14 09:51:23 | 鉄道

早くも歳末を迎えて、こちらは三蟠鉄道研究会会長 内田家カレンダーとして試作したものです。(画像は表紙のみ)

中身は家族親族の誕生日や、故人の命日を記し、孫の誕生日も記しています。

好評なので親族にも配布し、情報を共有しています。

 画像選びに腐心しておりますが、好評なので親族にも配布し、とりあえず情報を共有しています。

三蟠鉄道の仲間で打合わせの際「来年のカレンダーづくり」をしてはとの提案がありました。

 三蟠鉄道に興味を持っていただけるような、画像選びをして、作製します。

来年は書籍発刊と、おかやままちしるべの看板も設置されることもあり、自分自身にプレッシャーをかけて、頑張ろうとの思いです。

 


おかやま宅建525号に掲載

2021-07-07 11:15:37 | 鉄道

 

岡山県宅建業協会の機関誌「おかやま宅建」に三蟠軽便鉄道記事を掲載

この度、縁あって宅建協会の機関誌のコラムに三蟠鉄道研究会の活動内容を取り上げていただきました。

編集は三蟠鉄道研究会事務局長の瀬尾利夫氏です。

記事の内容は、幻の鉄道と言われた三蟠鉄道が、実は最初軽便鉄道だったこと、会社設立の由来から、

鉄道沿線の古い歴史,敗線後にコッペル社製の蒸気機関車が福島県猪苗代湖北に位置する沼尻鉄道に、引き取られたこと、

廃線に至った経緯、三蟠鉄道研究会の活動履歴など、コンパクトにまとめています。