三蟠鉄道研究会

今はなき岡山の三蟠軽便鉄道の歴史を探り、後世に伝承していくための活動をしています。

岡山歴史のまちしるべ看板設置

2022-03-29 10:27:56 | 三蟠鉄道研究会が沼尻軽便鉄道保存会と交流

岡山歴史のまちしるべ看板設置

   設置場所   岡山市中区平井六丁目 倉安川交差点南付近 

 令和4年3月17日にようやく設置が完了しました。書籍出版に間に合わせて完成できたので、多くの支援者に読んでいただくことができます。また一つ平井に新名所が誕生したので、嬉しい限りです。

 設置に立ち会ってもらった東山公民館館長ほか皆さんありがとうございました。この看板を末永く守ってまいります。

岡山市では市内の様々な歴史や文化の由来などを現地で紹介する説明看板設置を進めてこられ、令和3年度事業として三蟠軽便鉄道ゆかりの鉄道跡を記録する看板が設置されました。平井学区住民はもとより、鉄道沿線住民や、通行人には目につく場所に設置されたことから、学区の新名所として新たな文化遺産に加わった思いです。歩道を歩く方には、目を停めていただけますので、ご注目下さい。

 設置工事の状況

 設置完了後の記念写真

 

 設置場所 岡山市中区平井六丁目 倉安川交差点南 


「岡山まちかど看板」図案決定しました。

2021-12-22 11:45:31 | 三蟠鉄道研究会が沼尻軽便鉄道保存会と交流

現在進行中の下中野 平井線に架かる橋脚設置の工事は24時間休みなく進んでいますが、

「岡山まちかど看板」もすぐ近くに設置されることから、新春には岡山の新名所として脚光を浴びることでしょう。

岡山玉野線の倉安川交差点のすぐ近くでもあり、歩道を歩く人たちが立ち止まり、眺めてくれるのが目に浮かぶようです。

私は、子供たちに学ぶことの大切さ、面白さを感じてもらい、先人たちの偉業を感じてもらえば、郷土に誇りを思う心が育ち、

教育水準の一層の向上につながるはずだと信じています。

三蟠鉄道の歴史に触れていただく機会も増えると思うと設置が楽しみです。

 

 


クラウドファンディング折り返し

2021-09-29 12:57:41 | 三蟠鉄道研究会が沼尻軽便鉄道保存会と交流

9月1日から始めた三蟠軽便鉄道の記録集発刊にクラウドファンディングを活用しましたが、支援募集は10月29日まで残り30日となりました。

振り返ると80歳を目前として、クラウドファンディングに挑戦することになろうとは、思っておらず、慣れない作業にも関わらず、沢山の仲間に助けられ、なんとかここまでやってきました。

ご支援いただきました皆様に感謝申し上げます。

 マラソンで言えば折り返し地点を通過しようとして います。現在はネクストゴールに向かって邁進しているところです。

今日も仲間に来ていただき、資料作成作業を続行しています。

先日シェアのお願いに対しても快く引き受けて下さった皆様にも、心強く思っており、誠にありがとうございます。

シェアの力に本当に驚きました。

 最後まで頑張りますので、倍旧のお力添えをいただきますよう、お願いいたします。

 


三蟠鉄道のコッペル蒸気機関車復元設計図面掲載

2021-09-22 16:34:11 | 三蟠鉄道研究会が沼尻軽便鉄道保存会と交流

蒸気機関車設計図面について

三蟠鉄道から沼尻軽便鉄道に移籍した、ドイツのアーサー・コッペル社製C型蒸気機関車の設計図面は見つかりませんでしたが、沼尻鉱山と軽便鉄道を語り継ぐ会に於いて、出版された書籍「懐懐かしの軽便鉄道」の中の蒸気機関車要目表に、ずばり寸法が掲載されていました。

この要目表を基として三蟠鉄道研究会では、設計図を復元していましたが、きっかけは蒸気機関車を模した子ども神輿を作る際に元の寸法を参考にする必要があったためです。

鉄道ファンには設計図がとても関心が高いとわかり、記録集の中には前面、横面掲載することとしています。ぜひご期待ください。

ここでは前面のみ概略以下を参考にしてください。

 


沼尻軽便鉄道廃線50周年記念大会に参加して

2018-10-23 09:35:53 | 三蟠鉄道研究会が沼尻軽便鉄道保存会と交流

軽便鉄道廃線50年記念事業盛大に開催

開催日 : 平成30年9月29日(土)~30日(日)

主催  : 沼尻鉱山と軽便鉄道を語り継ぐ会

協力  : 猪苗代町 ・ 猪苗代町商工会青年部 ・ 社団法人猪苗代観光協会 ・ 財団法人猪苗代町振興公社

私達三蟠鉄道研究会では、大会前日の9月28日(金)会長以下5名が参加し、大会をお祝いしました。

沼尻鉄道が運行したのは大正3年から沼尻高山が閉山となった昭和38年までの54年でしたが、沿線住民達からは

大変惜しまれつつ廃線となりましたが、この鉄道を後世に伝えようと、「沼尻鉱山と軽便鉄道を語り継ぐ会」では、

日頃から沼尻鉄道関連施設、資料の保存と伝承活動に取組まれています。

開催前日の交流会

 9月28日猪苗代町に到着した私達三蟠鉄道研究会メンバーを磐越西線・猪苗代駅で迎えていただき、予め

手配して頂いた中ノ沢温泉の「和風旅館・ぼなり」へ案内していただきました。

次の日が記念大会本番で、忙しい日程の中、心のこもった、おもてなしを頂き、感動しました。

 

和風旅館 「ぼなり」 での交流会 

右列奥から  沼尻鉱山と軽便鉄道を語り継ぐ会、会長の出口陽子様と 事務局の長尾景昰(かげつな)様 

左列奥から  沼尻鉱山と軽便鉄道を語り継ぐ会、事務局長安部なか様と 三蟠鉄道研究会会長内田武宏

 

  終着駅だった沼尻駅跡を案内されました。後ろは資料館になっています。

大会当日 初日9月29日

会場となったのは猪苗代町内の、「緑の森」でした。ここには資料館と共に運行当時のディーゼル機関車

そして客車2両の計3両が、レールと共に保管されていました。

記念式典 緑の森広場で開催されました。 参加者 250名

         

 会長 出口陽子様 開会挨拶    来賓 猪苗代町商工観光課長挨拶 渡部彰啓 様 

記念イベント メインイベントはディーゼル機関車が牽引する客車への乗車体験でした。

         

ジーゼル機関車前でポーズ

        

一両の定員は50名です。 一定間隔で交替します。

レールは車両の板のみで走行は出来ませんでしたが、車内の前後にモニターが設置されていて、

約20分間運行当時の動画が流され、各駅の景色や、車窓から見えた景色が流れ、警笛も発せられ

乗車気分満点でした。

資料館「駅舎亭」見学

        

  硫黄の鉱石を積み出す貨物      ディーゼル機関車DC12         記念駅弁カバーデザイン

 

 猪苗代町観光案内

   

最初に案内していただいたのは「天鏡閣」でした。    

 有栖川宮別荘として建造され、昭和に入り、迎賓館として使われ、現在は観光名所でもあります。

裏磐梯の近代美術館も見学しました。 

 

       

会津磐梯山も北側から望むと河口は相当大きいのが分かります。  裏磐梯は秋が深まると、紅葉がとても綺麗です。

裏磐梯には五色沼があります。火山の成分の関係で、湖面の色が、5つの沼それぞれ違っており、観光スポットになっています。

五色沼のの紅葉は綺麗です。

 

大会2日目 9月30日

 大会二日目は鉄道始発駅から終着駅までのウォーキングです。

午後から私達三蟠鉄道研究会のメンバーは帰途になるので、参加できません。

今日も、私達を猪苗代町の名所観光に誘っていただきました。観光したのは安達太良山中腹にある不動滝でした。

 猪苗代の名所 不動滝  年間を通じて、豊富な水量で、美しい景色でした。山道は栗の実がたくさん落ちていて

秋を感じることしきり 滝の音を聴きながら下山しました。

  

猪苗代町を、これでお別れです。 ウォーキングルートの各駅跡には駅名板が立っていました。

途中の駅で、「沼尻鉱山と軽便鉄道を語り継ぐ会」 出口会長、安部事務局長、 長尾さんに挨拶することが出来ました。

今回のおもてなし、感動の連続でした。

 事務局の星恵子さん、浅貝さんにはマイカーで新幹線・郡山駅まで送っていただきました。