日本最初のの軽便鉄道と呼ばれている松山市にある坊ちゃん列車を見学しました。
かつて夏目漱石が乗車した事のある為、坊ちゃん列車と言う愛称をもつこの列車は
かつての伊予鉄道で観光列車として人気を集め。現在は復元された1号機の復元機が
道後温泉駅前の引き込み線に展示されています。
この地はからくり時計や、正岡子規の銅像が立っていて、道後温泉を訪れる観光客はみんな目にする光景です。
翌日には大洲駅までバスで移動、ここからは楽しい観光列車に乗りました。JRなのですが全席食事ができる観光列車として人気です。名前は「伊予灘ものがたり」の通り、
終点松山駅までをほぼ、絶景と言われる伊予灘を臨む海岸線をゆっくり走ってくれました。
出発前にはプラットホームで、武将姿の男性と大洲城の旗を持つ男性が出迎えてくれ、記念撮影の後、ゆっくりと出発。駅の職員多数が手を振って見送ってくれ、左右の沿道にも多くの地元民が、万歳や手を振ってくれ、都度速度を落としてくれたので、こちらからも手を振って応えました。各駅では、それぞれ趣向を凝らしての歓迎を受け。狸の駅長さん、犬の駅長さんや猫の副駅長が帽子をかぶった姿で、窓際に寄ってきて話しかけてくれたりしましたが、窓は閉まっていて聞こえませんが、とても感動しました。幼稚園の近くでは、園児たちが職員と共に大勢で手を振る姿もあり。愛媛県はとても観光に力を入れているようでした。この観光列車は年間を通じて、このようなおもてなしをされていると知ってさらに驚きでした。軽便鉄度時代とは変わって、鉄道ファンにはこの上ない楽しい旅行だったようです。
もちろん車内では美味しい昼食が振舞われ、ビールなど飲み物も注文できました。
三蟠鉄道研究会として参加した4名も、改めて鉄道人気の強さを実感し、勉強することができました。
この鉄道「伊予灘ものがたり」とは別に「アンパンマン列車」も並行して走っているようで、子ども連れの客はそちらに乗るようでしたが、我々は始発駅でしか見かけることはできませんでした。
理由として、安心と安全なキャラクターの使用が好ましいことと、アンパンマンのアニメで「顔がぬれて力が」というシーンがかつての京急1500形電車や新1000形ステンレス車、相鉄8000系電車の事故を連想させて不吉・不適切なことと、京急沿線にはアンパンマンがきらいでセラムンやプリキュア、相鉄沿線にはアンパンマンがきらいでセラムンやアイカツ、からかい上手の高木さん、ポッピンQ、くノ一ツバキの胸の内、怪盗ジャンヌが好きな人が多いためです。