このまえ、何十年かぶりにパジャマを買った。
おいらは寝る時パジャマは着ない。
だいたいスウェットパンツに着なくなったロンTとかトレーナーとかで寝る。
が!
たまには、と思ってパジャマを買った。
何十年というのは大げさかもしれないが、10年以上は買ってなかったのよ。
で、Lサイズを買ってさっそく着てみた。ら、
え?短くね??
めっちゃ手首足首が出るやん。
あかーん!!
地元の衣料品店で買ったんだけど、こらダメだ。
Lサイズなのにこんなに短いとは。
実はおいらは手足が長い方
スタイルいいわけではないが、ムダに長い。
全然足速くないし。むしろ遅いし。
それにしても、やっぱり地元の衣料品店ではダメだな。
ウニクロやじーゆーとかイマドキの店じゃないとサイズが合わないのかな。
今度母にあげようっと。
ああ、またパジャマ買わなきゃか・・
っつーかやっぱり今まで通りパジャマは着ないでいっか。
はなぶさいっちょう展、観に行ってきやしたー!!
一言でいうと、最高でした
いやぁ、行って良かった、行かなかったら一生後悔したなってくらい、本当に素晴らしかった。
ごく普通の市井の人々の生活もあれば、動物の絵もあれば、仏画もあれば。様々。
正直、今回の展覧会があるまで英一蝶って聞いたことなかったんですよ、お恥ずかしながら。
そもそも日本画にはおいらはあまり精通してなくて。テヘヘ。
一蝶さんの絵を観たことなかったので行ってみたら、なんとまぁ!素晴らしすぎて圧倒されまくりですよ!
何が素晴らしいのか、うーん、そうですね、何度も塗り重ねられる油絵と違って日本画は絵筆の一発勝負なんですよ、なので頭の中でちゃんと構図が出来てないとそうそう描けるものではないんですよ。
それに身体の仕組、つまり骨や筋肉の付き方とか手の動きとか、そういうのすべてをマスターしてる上で絵を描いている。
着物の模様だとか草花だとか、面倒と思われるところも手を抜かずちゃんと書いている。
それもサラッととキッチリとをうまく描き分けている。
ただ座ってるだけの人でも着物の揺れ方や足の向きなどで躍動感をちゃんと出している。
いきいきしてる人物の絵から音や会話が聞こえてくるようだし、その場面の空気感まで伝わってくる。
そう、全てにおいておいらはいちいち感心したのだ。
なんて人だ、とアラレちゃんを描いた鳥山明氏を思い出した。
漫画の一コマなのに靴紐までいちいち描くんかい!と漫画家さんたちを驚愕させた鳥山氏、そんな感じ。
うーん、もう最初の方の雑画帖の絵が何点かあったが、どれも素晴らしい。
これが雑画帖?落書き帖?マジで?
特に鳥さんの絵が可愛かったんだよなー。
カタログを買おうと思ったが、分厚くて重いので、オンラインで注文して郵送してもらうことにした。
ああ、届くの楽しみだな~♪
今日はとても有意義な時間でした、もっとみんなに知ってほしい絵師だな~。
そう!絵師!画家じゃなく絵師!
日本画を描いた人って、画家とは言いにくいなぁ、絵師のほうがイメージにぴったり合う。
もっともっと有名になってもおかしくない絵師さんだ。
サントリー美術館(六本木)で開催中。11日まで!ぜひ!!!!