佐久市 ヤナギダ 趣味の店

長野県佐久市野沢93番地
ヤナギダ☎0267-62-0220

「苦い夕陽見ながら・・・」

2019-02-24 17:34:47 | 日記
嘘みたいにきれいなこの空
星が語りかける

雑草のように強く生きれたら
踏まれても傷ついても
いいから また顔を上げて前を
見るのに

苦い夕日見ながら 私は泣いた
叫んだ

いつも
暗い星を照らす前に 思い渦巻く
自分がいた
旅立ちはまだ早いけれど道順は
忘れないから


    ☆彡


歌ひとつ覚えるたびに
星ひとつ熟れて灯れる

わが空をもつ



YouTube
RUI - 月のしずく(映画『黄泉がえり』より)

https://www.youtube.com/watch?v=v0sq1GhMaDQ

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ぬくもり  序章

2019-02-24 16:58:13 | 日記
彼の指は男にしては細く長い。
それすら、いとしかった。

・・・どうして、このひとは、
こんなにせつないのだろう。

私は? 彼にとって私は?
はぐれている同類?

せめて「愛している」のひとこ
とが欲しい、たとえ刹那でも・・
・・・




YouTube
松原みき 真夜中のドア STAY WITH ME

https://www.youtube.com/watch?v=h1L_fLJX7Gk

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

放念を、35億  <『恋の掟』

2019-02-24 16:33:23 | 日記
愛し合う二人に隠しごとは
ないなんて、
ウソ。

言わなくてすむことは、
墓場まで持っていくのが

できる女のたしなみ。


YouTube
Isabelle Antena - E Preciso Perdoar

https://www.youtube.com/watch?v=ZfosUp_CO14&start_radio=1&list=RDZfosUp_CO14

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

優しい色合いの、穏やかな青。<「孤独」

2019-02-24 14:37:56 | 日記
テーブルの上が果てしない荒野の
ように思われ、その向うに座って
いる家族がひどく遠くに感じられ
ることがある。紅茶の湯気。

孤独は、どんな「幸福な家庭」の
なかにもすきま風のように吹きこ
む。

そんなとき、口ずさむやさしい
言葉の一節。
他人もみな自分と同じなのだと
いうことを知るために。


YouTybe
Pat Metheny - Don't Forget 1996.wmv

https://www.youtube.com/watch?v=xPTsC8_-YJ0&list=RDxPTsC8_-YJ0




※オーディオ開設、販売あり
アルファー波で脳が安らぐため
LPで音楽も従来通り聴けます。

金 K18   ¥3450
プラチナPT950 ¥2700
【2月24日買取値】

佐久市野沢93番地十二町
ケヤキの木の真向かい
アーケード十二町側
  ~ヤナギダ~
☎0267-62-0220


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

生まれたての朝日がバスルームの窓を染めている

2019-02-24 11:58:16 | 日記
心は自由に、浮遊させておこう

心は腫れ物、壊れ物。
扱いにくったらありゃしない。


待ち合わせ場所に、来ないかも
しれない恋人を、いいえ、
きっと来ると信じて待ち続けて
いた、

せつない時間を思い出す。

透き通った川底に、沈んで
いる小石のような言葉たち。

この冬が終われば、3月に
なれば

恋人同士にさえならなければ、


漆黒の夜空の彼方で、流れ星と
流れ星がぶつかって、稲妻の
ように激しい光を放った。



※オーディオ開設、販売あり
アルファー波で脳が安らぐため
LPで音楽も従来通り聴けます。

金 K18   ¥3450
プラチナPT950 ¥2700
【2月24日買取値】

佐久市野沢93番地十二町
ケヤキの木の真向かい
アーケード十二町側
  ~ヤナギダ~
☎0267-62-0220


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「そば屋のてんやもん」

2019-02-24 11:49:47 | 日記
てんやもの。店屋物と書くが、近ごろ
あまり耳にしなくなった。

昔は、「てんやものでもとるか」と
大人が言うと、子供は電話機のそば
に置いてある「お品書き」をいくつ
か持ってきたものである。

てんやものの決定権は常に大人で、
サザエさん一家の世界がそこにはあった。

場所柄、出前に重点を置かなくてはな
らないソバ屋の「お品書き」には、
心暖まる。親子丼、天丼、かつ丼、鍋
焼き、刺身定食、カレーライス等など、

爺婆から孫まで、てんでに好きなもの
をとって、家で卓を囲める。

ソバ屋が届ける家庭の憩もある。
出前ならではの味わいに、ソバ屋の
天丼がある。天ぷら屋のそれより、つゆ

なじみの良い厚手の衣で、配達時間の
うちに、しんなりふんわりふくらんで、
下のご飯に風味をにじませる。

ほろほろくずれる衣、つゆのしみたご飯、
大人のデカダンス。

「天丼はソバ屋の出前にかぎる」という
御仁は少なくない。



※オーディオ開設、販売あり
アルファー波で脳が安らぐため
LPで音楽も従来通り聴けます。

金 K18   ¥3450
プラチナPT950 ¥2700
【2月24日買取値】

佐久市野沢93番地十二町
ケヤキの木の真向かい
アーケード十二町側
  ~ヤナギダ~
☎0267-62-0220


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

『香りの効用』

2019-02-24 10:17:23 | 日記
人の「記憶のキーワード」に
香りがあります。

香りは、暮らしのあらゆるシーン
に存在します。

花屋さんに足を踏み入れ、馥郁たる
香りにつつまれたとたん、気分が
たちまち和らぐということがある
でしょう。

部屋に小さな花を飾るだけでも、
居心地よい場所になります。

秋の木の葉の香りは、たきたての
ごはんの香り、雨上がりの道の
香り。暮らしに漂うさまざまな
香りは、人を豊かにしてくれる
でしょう。

香水の都はフランス“グラース”
映画祭で有名なカンヌから20キロ
内陸に入った山沿いに、その街は
あります。

街に入ったとたん、どこかえあとも
なく良い香りがします。フランスの
男の子は小学生の頃からブレンドを
覚えすきな子にプレゼントをするのは
お国柄でしょうか。

人生でも、香りとなるものを、おろそ
かにしてはなりません。

生きる目的、仕事や夢、愛し、信じ、
かかわる相手といったものが人生
の味や栄養であるならば、趣味や
学びなどは、暮らしの香り=
アロマではないでしょうか。

大切なものは、目に見えないと
星の王子さまは言いましたが、香も
また、目に見えない宝物だともいます。

〇マスクにアロマオイルを数滴垂ら
すと、リラックスと乾燥対策、風邪
などの予防になります。



※オーディオ開設、販売あり
アルファー波で脳が安らぐため
LPで音楽も従来通り聴けます。

金 K18   ¥3450
プラチナPT950 ¥2700
【2月24日買取値】

佐久市野沢93番地十二町
ケヤキの木の真向かい
アーケード十二町側
  ~ヤナギダ~
☎0267-62-0220

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

放念を、あなたがわたしに「生まれたい」と 言ったのです。

2019-02-24 04:37:42 | 日記
「やめます」
と、言ったのです。

若い看護婦さんと、少し年配の看護婦
さん。ふたりは唖然とした表情で、わ
たしを見ていました。驚きのあまり、
あるいは、呆れてしまって、声も言葉
も出ないという感じすです。

わたしは彼女たちを残して、手術室か
ら走り出ると、もといた部屋までもど
って、手術着を脱ぎ捨て、そこに置い
てあった旅行鞄のなかから、衣服を取
り出しで、まるで脱走するかのように、
病院から飛び出しました。

大通りまで出て、流しのタクシーを拾
って駅まで行き、そこからは電車に揺
られて、アパートまでもどったのです。

帰り道、少しだけ出血があったけれど、
すぐに止まりました。本当は走ったり
してはいかなかったのだけれど、わたし
の赤ん坊は強かった・・・・・。

ねえ、音羽さん。
その時はたぶんまだ、親指の先くらい
の大きさしかない、頼りない細胞のか
たまりですよ。まるで木の芽のような
小さな儚い生命が、わたしに「生きた
い」と言ったのです。烈しい力で、大
木をなぎ倒すようにして、わたしに
中絶をやめさせたのです。

それが、あなたです。
わたしが身籠っていたのは、音羽さん、
あなたなの。

あなたがわたしに「生まれたい」と
言ったのです。
あなたの力が浅はかな女を、罪深い
人間を、動かしたのよ。あなたが、
わたしを、救ってくれたの。

 お願いです。そのことを、どうか
覚えていて。

この手紙の最後に、あなたのお母さん
に対する感謝の言葉を書きたいと思い
ます。

あなたのお母さんは、
出産時の麻酔事故と出血多量で昏睡
状態に陥り、そのまま目覚めなくなっ
たわたしの代わりに、あなたを引き取
り、

順ちゃんと一緒に、おふたり子ど
もとして慈しみ、可愛がり、美しく
聡明な女性に育て上げて下さいました。

あなたのお母さんはこの世にただひ
とり、あなたを育て上げてくれた人
しかいません。そして、あたなたの
お母さんはわたしに、この手紙を書
くことを許してくれました。

この世の中には、奇跡としか思えな
いようなことが、満ちあふれていま
す。素晴らしい奇跡もあれば、悲し
い奇跡もあります。

人はそれらをすべて、受け入れるこ
としか、できないのです。受け入れ、
許し、愛することしか、できない。
わたしがそうであったように、
あなたを、愛することを、やめられ
ないの。

もうじき、夜が明けます。
手術が成功して、もしも歩けるよう
になったなら、わたしはまっさきに、
あなたに会いにいきます。

腕が自由に動かせるようになったら、
まっさきにあなたの躰を抱きしめた
い。口がきけるようになったなら、
わたしがまっさきに呼びたい名前
は、あなたの名前。

音羽さん。
愛しい順ちゃんの娘。
わたしの娘。おとはちゃん。
この手紙を読んだら、あなたの
握りしめている白い小鳥を飛び
立たせて。

わたしの青空に、あなたの小鳥を、
放して。
You White Bird,Released Into My
Azure Sky.

待っているから。
真っ白な小鳥が、わたしの青空を
飛ぶ日を、待っているから。
今までずうっと待ってきたんだ
もの。

大丈夫、これからも待てる。
あなたを愛しているから。

砂丘のたもとにて
  とき子より

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする