佐久市 ヤナギダ 趣味の店

長野県佐久市野沢93番地
ヤナギダ☎0267-62-0220

恋の玉手箱

2018-04-30 19:42:37 | 日記
文字を書くことは、恋すること
に似ていて、書く前と書き上げ
たあと―――人を好きになる前
となったあと―――では、自分
のなかのどこかが微妙に、

あるいは著しく、異なっている
ことに気づかされる。たとえば、
好きになった人の影響で、好み
とか趣味とか、時には考え方や
人生観まで変わってしまうこと
があるように、

小説や音楽の主人公や登場人物
たちから、私は生き方を学び、
大切なことを教わり、時には慰
めてもらったりしている。
もちろん、
突き放されてしまうこともある
のだけれど。


YouTube
Eva Cassidy - autumn leaves (cover by Angelika Gil) (Studio M Opole)

https://www.youtube.com/watch?v=BhxxvEBYNg0




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黄昏れ刻

2018-04-30 17:35:41 | 日記
眼に見えないもの、

型に残らないものに
お金を使う時が、

一番心がときめく。


YouTube
Fragile - Sting & Stevie Wonder

https://www.youtube.com/watch?v=gnZgNYoZkeU








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―想像力―

2018-04-30 14:16:06 | 日記
K18金  ¥3400
プラチナPT950 ¥2970
【4月30日(月 買取値】
佐久市野沢93番地十二町
ケヤキの木の真向かい
ぴんころ地蔵側
  ~ヤナギダ~
☎0267-62-0220

―ブログ一
恋が遊びだと言うと、不真面目だと
非難する人がいるかも知れない。

しかし、人生を豊かにするものは、
すべて「遊び」であり、それを
素晴らしいものにするのも、

味気ないものにするのも、結局は
想像力しだいなのである。恋が遊びだと言うと、不真面目だと
非難する人がいるかも知れない。

しかし、人生を豊かにするものは、
すべて「遊び」であり、それを
素晴らしいものにするのも、

味気ないものにするのも、結局は
想像力しだいなのである。




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『海が好きだったら』

2018-04-30 10:57:20 | 日記
K18金  ¥3400
プラチナPT950 ¥2970
【4月30日(月 買取値】
佐久市野沢93番地十二町
ケヤキの木の真向かい
ぴんころ地蔵側
  ~ヤナギダ~
☎0267-62-0220

―ブログ一
水に何を書きのこすことが
できるだろうか
たぶん何を書いても
すぐ消えてしまうことだろう

だが
私は水に愛を書く

たとえ
水に書いた詩が消えてしまっても
海に来るたびに
愛を思い出させるように




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アイリッシュコーヒー

2018-04-30 10:13:15 | 日記
言いにくいことを
言いにくそうに言う
もどかしさ

告げられぬ言葉のごとく
かきまぜてとかしておりぬ
アイリッシュコーヒー

散ってゆく恋なら
追わねど


YouTube
Dan Gibson's Solitudes: Piano Cascades (Full Album

https://www.youtube.com/watch?v=Y8VSLqpjeQ0








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『女』

2018-04-30 09:46:45 | 日記
「女は人間じゃありません。
人間は男が人間、
女は大自然だと思った
ほうが理解できます。

そう思いませんか。
女は大自然です。
われわれ人間は大自然に
勝てません」





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「男という存在」

2018-04-30 04:39:19 | 日記
女はじぶんを笑わせた
男しかほとんど思い出
さず、

男はまたじぶんを泣か
せた女しか思い出さな
いものだ。




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『女の子とおんな』  -Ⅱ-

2018-04-30 00:00:15 | 日記
あれは、わたしがまだ二十歳(はた
ち)の女の子だった頃。
初めてのキス、初めてのデート、
シャボン玉のようにふわふわ
飛んで、空中でぱちんと弾ける、

そんな片思いの恋をいくつか経
たあと、わたしはまるで巻き込
まれるように、苦しい恋に落ちた。

これは、手探りで進むしかない
真っ暗な闇の谷底に真っ逆さま
に落ちてゆくような恋だった。

どしようもなかった。
好きで好きでたまらなくて、
四六時中会いたくて、いつも一緒
にいたいと追い求めた。

彼のそばにいない時の自分は、
まるで不完全な人間のような気
がしていた。息もできないくら
いに、身動きもできないくらい
に、焦がれていた。

こんなに好きなのに、こんなに
愛しているのに、こんなにも
不安なのは、なぜ?

彼はわたしよりも四つ年上。
わたしと同じ大学を卒業した
あと、新聞社で記者として働
いて友人の紹介で出会った。

「初めまして」
「こんにちは」
と、挨拶を交わした瞬間、わたしは
「あ、この人を好きになる」と感じ
ていた。
あとで聞いた話しによると、彼もや
はりそうだったという。

恋の始まりは、奇跡に似ている。わ
たしは今でもそう思っている。毎日、
大勢の人とすれ違い、巡り合い、出
会いと別れが繰り返されていく中、

たったひとりの人に、心がすっと
傾くその刹那。それを奇跡と呼ば
ずして、なんと呼べばいい?

付き合い始めて半年くらいのあい
だは、世界中の何もかもが、輝
いていた。見るもの、聞くもの、
触れるもの、すべてが愉しく、
すべてがわたしの心を躍らせた。

彼と一緒なら、どんな映画も名作
になったし、どんな喫茶店のどん
な珈琲も、世界一美味しく感じ
られた。恋の魔法にかかってしま
えば、枯れた花でさえ、蘇って
しまう。

けれどもそのあとにやってきた
半年は、つらかった。

つらい、苦しい、もどかしい、耐えら
れない、もう我慢ができない。
どうして?なぜなの?なんとか
して!

まるで稲妻みたいに胸に突き刺さる、
そんな思い、自分で自分を傷つけて
いるような日々。

人事異動で、学芸部から社会部に移
った彼の仕事は忙しくなる一方で、
わたしと約束していても、急な取材
が入って会えなくなる日も増えて
きた。

彼からの連絡が、なかなかこない。
だから、つらい。
彼からの連絡を毎日、朝から晩まで
待っているだから、苦しい。

待っても待っても、まだこない。
だから、もどかしい。
本当に、仕事なの?そんなに仕事
が大事なの?
どうしてすぐ連絡をくれないの?
なぜ、わたしをこんな気持ちに
させるの?

お願い、わたしを好きなら、なん
とかして!


「今の私にそっくりだわ。本当に
瓜ふたつよ」
と彼女はうなずく。
「それで、どうなったの?その
あとは」

知りたい?



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「時間の旅」

2018-04-29 17:34:55 | 日記
ふたりで旅をする
まだ 書かれていない
小説のため

じぶんにとっても
すきな人にとっても
ほんとに大切なものなんて
そんなにたくさんない

ふたりでできることは
大切なものを
おなじだけ大切にしていくこと

時間に負けず
信じていくこと

YouTube
SADE - Kiss of Life/Pearls (vinyl)

https://www.youtube.com/watch?v=TEeciEYlK00




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「残り香」

2018-04-29 14:01:48 | 日記
二十世紀、女性のライフ
スタイルは、あらゆる分野
で変わった。

その時代の先取りをしたの
がガブリエル・シャネルだ。


 男を待ち、選ばれるので
はなく、

男を選び、
スポンサーを選ぶ。

超一流のブランドをクリエイト
したシャネルは、二十世紀の
女性の代表だ。

 十二歳でカトリック・シトー
派の孤児院に入れられた
シャネル。

日曜礼拝の日だけ、孤児
たちは神への感謝のこめて、

ブルーのスカート、同色の
ブルーのブラウスを身にまと
う。

その礼拝服こそ、シャネル
スーツの原点だ。




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「ひとは・・・」 

2018-04-29 13:49:43 | 日記
人間はみんな心の奥底はとても
弱くていい人だから
そんなに弱くていい人の心だけで
すべてのことに接すると

物事のすすみぐあいが悪いので

いじわるでこわい人のおめんと
つめたくて自分勝手な人の服と
やきもちでわがままな人の靴と
気まぐれでけちんぼな人の帽子と

うわさ好きでウソつきのカバンを
もって

もっといろいろな そう うっかり
気にいられないためのたくさんの
種類のバッジをいっぱいつけて
生きている

ああ だからね
だれからも好かれないようにと気
くばる必要のない所では
心から愛してうちとけた
恋人の前とかでは




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「心配」

2018-04-29 11:21:42 | 日記
「心痛はしてはいけない。
が、心配は大いにせよ」
と言う言葉がある。

劇作家の高田保氏が引っ
越し先の空き家に着いて
みると、家の中の清掃が

行き届いているのに感心
した。

早速荷物を納めようと押入
れを開けると、小さな紙包
みがある。

前に住んでいた人の忘れ物
かと見れば、「次に居住され
る奥様へ」と上書きされて
いる。

包みを夫人に開けさせると、
中には上質の障子紙一本と
手作りのぞうきんが数枚入って
いた。

前住者は島崎藤村の未亡人
だった。

心配、つまり心配りの行き届い
た場に遭遇すると、その人の
思いやりがしのばれて心が
温まる。




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息を止めて      「時間よ止まれ」

2018-04-29 10:06:11 | 日記
忘れないように
息を止めて
忘れないように
君を見た

この時と
今のこと

波と海
地球は青い真珠で
白く雲のマーブル模様

時間を忘れて
時間を失くして
僕たちが こうしていること
いたこと

あれはただそれだけで
そのものだった




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「静かな嵐」 

2018-04-29 06:01:08 | 日記
佐久市野沢93番地十二町
ケヤキの木の真向かい
ぴんころ地蔵側
  ~ヤナギダ~
☎0267-62-0220

―ブログ一
心細いような、心許せないような、
こんな嵐の夜には、どこからかあ
の人の声が聞こえてくる。
時間も距離もかるがると超え、わ
たしはあの頃に連れ戻されてしまう。

―――大丈夫だよ。キミはなにも、
心配しなくていいから。
―――俺に任せておいて。何もかも
   ちゃんとするから。

―――キミは俺の大事な宝物。簡単
に別れないよ。
わたしを弄んだ、なつかしい、わた
しの昔の恋人。

あれは、あまりにも手痛い失恋だっ
た。そえゆえに、それはガラスに刻
まれた文字のように、わたしの心に
残っている。痛みは、静かな嵐のよ
うにやってきて、樹木をたまわせ、
木の葉を震わせ、わたしの根源を
揺るがせようとする。

でも、大丈夫、絶対に、大丈夫。

言い聞かせながら、わたしはひとり、
暗闇の中で、嵐が通りすぎていくの
を待っている。どんなに激しい雨が
降っても、わたしはもう「過去」を
迎えに行ったりしない。

わたしの心はさらわれていかない。
吹き飛ばされはしない。わたしに
は今、愛しい待ち人がいる。

どんなに遠くまで出かけても、
必ずわたしのもとに帰ってく
れる人がいる。

YouTube
Legend of 1900 - Playing Love [HQ]

https://www.youtube.com/watch?v=qZaJhLc9wj8






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「女の子と女」  -Ⅰ-

2018-04-29 00:00:11 | 日記
「絶対的な愛って、存在すると思う?」
と、彼女はわたしに問う。
彼女は二十五歳のOL。
二十代はわたしにとって、まだ、
「女の子」の年代。三十代には
「女」になり、

四十代には「女の人」になり、五十
代になってやっと「女性」になる。
六十代からは再び女の子に戻る。
それがわたしの理想の女性像。

わたしたちは今、外苑前の駅近く
にある隠れ家てきラウンジバー
「北青山サロン」にいる。

カウンター席に並んで腰掛けて、
彼女は「フレンチキス」を、わた
しは「ミモザ」を飲んでいる。
どちらもシャンパンをベースに
したフルーティなカクテル。

どちらもシャンパンをベースに
したフルーティなカクテル。
フレンチキスはラズベリー色。
ミモザはオレンジ色。わたした
ちは、女の子と女。

「ときどき、わからなくなるの」
と、女の子は長いまつ毛を伏せる。

「すごく不安なの。彼のこと、好き
になればなるほど、心が不安定にな
っていくの。会いたくてたまらなく
て、会えば嬉しくて、でも彼と別れ
た途端、足もとの椅子をさっと
外されたような気持ちになって・・
・・・・」

まさに、「恋に落ちた」ってことね。
やられちゃったね、まんまと。

「これが恋だとすると、愛はどこに
あるの?私が求めているのは完璧な
愛なの。
絶対的で完全な愛が、私は欲しいの」

真剣なまなざし。思い詰めたような
瞳。いつかどこかで目にしたような。
懐かしいような切ないような。
真冬に思い出す、春の陽射しのよ
うな。

ミモザをひとくち含んで、女はこう
思う。欲しいと思うのであれば、
まず「欲しい」と思うことをやめ
なくては。

人は何かを欲しがっている限り、
それを手にいれることはできな
いのだから。


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