太陽からノック
雨上がりの晴れた日に、
トントン、と家のドアを
叩く音がした。
あまりにちいさな音だったので
気のせいかな、
とコーヒーに手をのばすと、
またトトン、と音がする。
ドアを開けると、
さぁっと端々しい風が入り込ん
できた。
けれど、誰の姿も見あたらない。
よく見ると家のそばの木が
ずいぶん成長していることに
気がついた。
木は大きく枝を伸ばし、
風が吹くたび家のかべや
ドアを小突く。
コツ、トン。
枝先には果実の青いふくらみが
しっかりと実をむすび、
紅く熟すときを待ちわびるように、
きらきらとゆれていた。
陽と水を浴びながら。
ともだちの幸せがうれしいひと。
朝はやく起きるのも、寝坊する
のも好きなひと。
好きなひとが好きな歌が
好きなひと。
よく笑うひと。よく泣くひと。
よく食べるひと。
空が好きなひと。海が好き
なひと。
自分が嫌いだけど好きなひと。
世界にひとりしかいないひと。
She is a Rainbow.
恋の小舟はあてどなく
みえて、やはりあなたが
思い通りに動かすことが
できる舟。
ただ、あなたが情熱と理性
という二本のオールを
持っているかどうか、と
いうことが、恋の成就の
決め手だ。
残念ながらそのオールは
市販もしていなければ、
他人からゆずり受けるわ
けにもゆかない。
あなた自信が、素敵な恋
と自分の幸せのために、
コツコツと女という木を
けずって、つくりあげて
ゆくしかない。
この気持ちは何
どこから湧いてくるの
どこから生まれるの
あたたかい
そして苦しい
「想い」を「言葉」にして
私は少し
楽になった
少し・・・・・楽に・・・・・・
なった・・・・・・・
気持ちはまだ、テーブルの上あた
りを彷徨(さまよ)っていた。
それなのに、夜空を埋め尽くす
星の光に照らされて、ベットは
明るい海のようだった。二枚の
シーツは、寄せては返す、白い
波。
わたしたちは裸になって、ただ、
そこに飛び込んでいけば良かった。
この秋の終わりに、わたしが
求めていたのは一瞬のきらめ
きで、彼が求めていたのは、
永遠だった。
けれど、わたしはその夜、
はっきりと知ることになる。
わたしの体で、理解することに
なる。一瞬と永遠はつまるところ、
同じひとつの輝きなのだと。
ああ、やめて、やめて、
うちの「心」に、
あなたは「何を」するつもり?
声にはならない声で、叫んで
いました。
心には責任なんてとれぬ愛せ
とり返しのつかぬほど
お見合いの法則
◆フォトジェニックの法則
1.写真より実物のほうがいい
ということは、まずない。
2.写真を見て「こりゃダメだ」と
思ったら、会うだけ時間のムダ。
◆不思議と。。。。の法則
断りにくい人からの紹介ほど、
話が進む。
◆以心伝心のナゾ
お見合いをして、こちらから断ろう
と思っている矢先に、先方から断
れる。
◆場数の法則
見合い相手は回数を重ねるほど
レベルダウンする。
◆見合い結婚の法則
「妥協」と「あきらめ」という言葉を
受け入れた人だけがたどりつく。
◆見合いと恋愛結婚の共通点
どしらにしても、問題は結婚して
からである。
星空のような人になれたら
いいな
いつも誰かを照らしていられたら
いいな
誰かにとって心休まる存在に
なりたいな
https:/
映画「リービング ラスベガス」
[95年・米]
監:マイク・フッギス
出:ニコラス・ケイジ
妻子に逃げられ、仕事も
クビになったベンは、
死に場所を求めてラスベガス
を訪れる。そこで娼婦の
レイチェルと出会い、ふた
りは愛し合うのだが、その
愛はどこにも行き場所が
ない。ベンはもう、生きる
気力がなっからだ・・・・。
レイチェルがバーで客をとる
ときにオーダーしていたの
が「マルガリータ」。
クリが、以前つき合った女性も
レイチェルと同じような女性だ。
ただ、結婚直前、交通事故で
亡くなったが・・・・・。
ちなみに、飲み屋の女の子には、
ニコラスに似てるとからかわられる。
さて、本題のカクテルだが、
狩猟の流れ弾に当たって
亡くなった恋人、メキシコ
人のマルガリータを偲んで作
られたカクテル。
1949年のカクテルコンクー
ルで優勝した作品で、作者
はロサンゼルスのジャン・
デュレッサ氏。
このカクテルは、塩を使っ
ているのが大きな特徴で、
塩の苦味で悲しみや
涙を表現した。
ーレシピー
マルガリータ:
テキーラ30ml・コアントロー15ml、
レモンジュース15ml。
グラスの縁をレモン果汁で濡らし
て塩の上に伏せたスノースタイルと
呼ばれるグラスに注ぎ、塩味を加
えて味わいます。
両手で顔を覆ったまま、あのひと
に呼びかけた。
東京にいるあのひとに?いいえ、
わたしを取り囲むこの暗闇と、肩
や膝に舞い降りてくる雪の、その
結晶の、すべての粒子の中に
棲んでいる、
今、ここにいるあのひとに。
ずっと、好きだった。
今までずっと、好きだった。
あなたに別の人との暮らしがあり、
あなたに別の人生があったとし
ても、わたしは、あなたがくれた
言葉を、想いを、決して忘れは
しない。
わたしたちは、ここではないど
こかで、別の惑星で、深くつな
がり、愛し合っていたのだと。
そんなおとぎ話を信じていたい。
今はそう信じさせて。
好きでいさせて。
お願いだから。
これからも、ずっと
蒼い空。まだなにもわからない。
出会いもない。
いつか出会いがあるのだろうか。
蒼い空のむこう。
まだなにも始まらない。
出会いもない。
待つだけの私。
待つだけの今。
見えるものはただ、
広がる空。
蒼い空。
だいじなのは、
欲や金や社会的な地位、
いや、
たとえ愛のためであっても、
そういったもののために
結婚をすると、
たいてい困難にぶつかる
のでは。
だいじなのは、
恋や結婚って
迷路に迷いこむような
ものであり、
その迷路はすばらしい
パートナーがいて
はじめてうまく通り
抜けられるものだということ
じゃないかな。