「その日から、わたしたちは
いっしょに暮らし始めた」。
朝がカーテンの隙間から洩れ
横たわるきみを優しく包む
白い壁に光は遊び なんて
眠りはきみを綺麗にするんだ
今ぼくのなかを朝が通りすぎる
顔をそむけひとりで生きて来た
何も見なかった何も聞かなかっ
たそんな今までが
昔のような気がする
もう起きてるの眠そうな声
眼を薄くあけて微笑みかける
何も言わずに息を吸いこむ
窓の外は晩夏
「その日から、わたしたちは
いっしょに暮らし始めた」。
朝がカーテンの隙間から洩れ
横たわるきみを優しく包む
白い壁に光は遊び なんて
眠りはきみを綺麗にするんだ
今ぼくのなかを朝が通りすぎる
顔をそむけひとりで生きて来た
何も見なかった何も聞かなかっ
たそんな今までが
昔のような気がする
もう起きてるの眠そうな声
眼を薄くあけて微笑みかける
何も言わずに息を吸いこむ
窓の外は晩夏