佐久市 ヤナギダ 趣味の店

長野県佐久市野沢93番地
ヤナギダ☎0267-62-0220

「風花」 かざはな

2025-02-11 18:10:22 | 日記

青い空 銀の星から手紙が
届く

それは知らずに心に届き
明日への栞となるのだろう

てのひらに受けた銀粉が
はかなく溶けて 消えたと
しても

『冬の青空に舞う純白の
花びら』

風のない晴れ上がった空から、
突然花びらのように雪が舞い
落ちてくる。そんな経験はあ
りませんか。

「風花」というのは、遠くの
山で降っている雪が風に運ば
れてきて、晴天なのに舞い散る

さまが、まるで花びらのように
見えることをいいます。

風下の山麓などでよく見られる
現象で、気象的には雪の日に
数えられます。

はらはらと舞い、降りかかると
もなく消えるはかなさと、美し
い五感から、昔から俳句や和歌、

詩、歌などにもよく使われてき
ました。

王朝時代の歌人はこんなふうに
詠んで、まだ遠い春に思いを馳
せたようです。

冬ながら空より花の散りくるは
 雲のあなたは春にやあるらん
  清原深養父

 

 

この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« スケジュールうまくあわない... | トップ | 「あきてポイ」 »
最新の画像もっと見る

日記」カテゴリの最新記事