ぼくの推薦するコラム。李在禎前統一部長官が総長をしていた聖公会大は革新的な知識人が多いことでも有名だ。このうねりに期待したい。namsang
[コラム]チョン・ヘク聖公会大教授
486世代は, 20・30代をつかめ
'両極化・地域主義・南北関係'解消
2010年09月20日(月)
( media@mediatoday.co.kr)
最近政界では486という単語がしばしば登場している。現在40代、1980年代の大学入学、1960年代に生まれた政治世代を称する言葉だ。
しかしその範囲をもう少し狭めるならば、過去民主化運動が最も激しく展開した1980年代に20代の大学生として民主化運動を最も激しく戦った学生運動の指導部グループを意味しているといえる。
486政治家たちの浮上
最近になって486がしばしば言及されている理由は何か.
最初の理由は去る6・2地方選挙の結果のためだ。
選挙結果民主党の486政治家たちが広域団体長と地方自治体長に大挙当選した。 広域団体長の場合、ソン・ヨンギル仁川市長、アン・ヒジョン忠南道知事、イ・クァンジェ江原道知事、そして無所属だが親民主党指向のキム・ドゥグァン慶南道知事などだ。
二番目理由は、民主党全党大会を控えて去る9日に行われた党代表最高委員予備選挙でぺク・ウォンウ、イ・インヨン、チェ・ジェソンなど486世代が候補として登場したためだ。
予想外のこのような結果は486政治家たちに対する関心をもう一度喚起させた。
40代の若い政治家たちに対する関心の高まりはその他にも
民主労働党のイ・ジョンヒ議員は40代初めの年齢に民主労働党の代表になった。これまた若い政治家たちに対する関心を高めた。
ハンナラ党のナ・ギョンウォン議員も40代。
一方イ・ミョンバク大統領は民主党486政治家たちの浮上に対抗して慶南道知事を歴任した40代のキム・テホ総理候補を抜てきした。 しかし政治工学的次元で試みられたイ・ミョンバク大統領のこのような努力は、結局失敗した。
イ・ミョンバク政府の政治が過去への退行を見せ、民主党の既成政治もやはり未来に対する希望を見せられずにいる私たちの政治の現実が、486政治家たちのこのような浮上につながった。既成政治に対する失望と嫌悪が大きい状況下で、486若い政治家たちの浮上は彼らによる政界の世代交代に対する期待を刺激したのだ。
それなら486政治家たちは今後市民らのこのような期待に応じることができるだろうか。 彼らはそういう能力を持っているということだろうか。 それはまだ未知数だ。 彼らに対する市民らの期待と彼ら自身の能力は全く別個の問題であるためだ。
486政治家たちの時代的課題
486政治家たちが今後私たちの政治の新しいリーダーになろうと思うならば、彼らは何をしなければならないのか。
それは彼らが既存の政治を踏襲するのではなく、現在私たちの社会が直面している核心的な問題らを把握してその問題らを解決する政治を行うことによって、今とは違った新しい時代を開くことでその答えを探すべきである。
これと関連して現在私たちの社会がその解決を要求している核心的な問題らは?
まず、1987年民主化以後も私たちの政治を支配している地域主義政治を克服することだ。
次に、地域的、階層的両極化を克服することだ。
最後に、南北和解と協力を通じて南北平和統一の基盤を構築する一方、これを通じて東北アジアの平和と共同繁栄を追求することだ。
まず、486政治家たちは一番最初に要求されるのは、彼らがその間地域主義政治に依存してきた彼らの先輩政治家たちの後に従ってはいけないという点だ。 そうした点で彼らは地域主義政治の狭隘な利害関係を飛び越えて脱地域主義の全国的な政治の展望を積極的に提示してこれを実践しなければならないだろう。 これと関連して脱地域主義政治の兆しはすでにその姿を少しずつ表わしている。 例えば、野党圏連帯を土台に民主政党らが予想より良い成果をあげた6・2地方選挙結果がすぐにそれだ。
次に、486政治家たちが遂行しなければならないもう一つの必須の課題は私たちの社会の地域的、階層的両極化問題を解決することだ。 短期間内に成り立った圧縮的経済成長の結果現在の私たち経済は少なくとも量的には先進国水準に到達している。 しかし質的な次元で私たちの経済は全く先進的でない。 それはその間持続的に累積したソウル-首都圏と地方間の発展格差に加えて、1997年IMF経済危機以後社会両極化の現象が急速に深刻化されているためだ。 したがって社会経済的な次元で486政治家たちに何よりも先にその解決が要求されるのは国家の均衡発展と福祉政策を通じてこのような格差を解消することといえる。
最後に、486政治家たちに要求されるのは南北和解と協力の関係をまた復元してそれを南北の平和統一と東北アジアの平和と共同繁栄で結びつけることだ。 南北の和解と協力はノ・テウ政府の時北方政策を通じて、そして民主政治部時期太陽政策を通じて相当程度進展したことがある。 しかし20余年間にかけて成り立った南北関係のそういう進展はイ・ミョンバク政府になってわずかでほとんど瓦解した。 したがって南北関係次元で486政治家たちに何よりも先に要求されるのをイ・ミョンバク政府になって瓦解した南北和解と協力の関係を復元し持続的に発展できる基盤を構築することだ。
他の一方、486政治家たちが理想のような問題らを解決しようと思うならば、彼らは自分たちの支持基盤を新しく切り開く必要がある。 このために彼らは既存の地域主義政治を後押ししてくれた老・壮年層でなく、20代と30代の若年層で自身の支持基盤を新しく構築しなければならないだろう。
事実その間地域主義政治が持続することができたのは、20,30代の若年層が政治と投票に無関心だったせいが大きかった。 しかし今、もう彼らは全体有権者の多数を占めることになった。 したがって彼らを排除する政治はもうこれ以上可能でなくなった。 そうした点で486政治家たちの支持基盤強化はまさに彼らの政治参加と投票参加から始まらなくてはいけないだろう。
●過去は386、時は流れ486に!
ところで747って数字をご記憶ですか?
MBの選挙公約ー経済成長年%、所得4万ドル、世界7位の先進国入り!
最近ハンナラ党のアンサンス代表が「金大中、ノムヒョンでは先進国入りは不可能」と発言、とたんに反発が殺到した。金大中でIMFを脱し、ノムヒョンで2万ドル達成、今はどうなっているの、と。蛇足っぽいが、数字に関連するので載せました。
[コラム]チョン・ヘク聖公会大教授
486世代は, 20・30代をつかめ
'両極化・地域主義・南北関係'解消
2010年09月20日(月)
( media@mediatoday.co.kr)
最近政界では486という単語がしばしば登場している。現在40代、1980年代の大学入学、1960年代に生まれた政治世代を称する言葉だ。
しかしその範囲をもう少し狭めるならば、過去民主化運動が最も激しく展開した1980年代に20代の大学生として民主化運動を最も激しく戦った学生運動の指導部グループを意味しているといえる。
486政治家たちの浮上
最近になって486がしばしば言及されている理由は何か.
最初の理由は去る6・2地方選挙の結果のためだ。
選挙結果民主党の486政治家たちが広域団体長と地方自治体長に大挙当選した。 広域団体長の場合、ソン・ヨンギル仁川市長、アン・ヒジョン忠南道知事、イ・クァンジェ江原道知事、そして無所属だが親民主党指向のキム・ドゥグァン慶南道知事などだ。
二番目理由は、民主党全党大会を控えて去る9日に行われた党代表最高委員予備選挙でぺク・ウォンウ、イ・インヨン、チェ・ジェソンなど486世代が候補として登場したためだ。
予想外のこのような結果は486政治家たちに対する関心をもう一度喚起させた。
40代の若い政治家たちに対する関心の高まりはその他にも
民主労働党のイ・ジョンヒ議員は40代初めの年齢に民主労働党の代表になった。これまた若い政治家たちに対する関心を高めた。
ハンナラ党のナ・ギョンウォン議員も40代。
一方イ・ミョンバク大統領は民主党486政治家たちの浮上に対抗して慶南道知事を歴任した40代のキム・テホ総理候補を抜てきした。 しかし政治工学的次元で試みられたイ・ミョンバク大統領のこのような努力は、結局失敗した。
イ・ミョンバク政府の政治が過去への退行を見せ、民主党の既成政治もやはり未来に対する希望を見せられずにいる私たちの政治の現実が、486政治家たちのこのような浮上につながった。既成政治に対する失望と嫌悪が大きい状況下で、486若い政治家たちの浮上は彼らによる政界の世代交代に対する期待を刺激したのだ。
それなら486政治家たちは今後市民らのこのような期待に応じることができるだろうか。 彼らはそういう能力を持っているということだろうか。 それはまだ未知数だ。 彼らに対する市民らの期待と彼ら自身の能力は全く別個の問題であるためだ。
486政治家たちの時代的課題
486政治家たちが今後私たちの政治の新しいリーダーになろうと思うならば、彼らは何をしなければならないのか。
それは彼らが既存の政治を踏襲するのではなく、現在私たちの社会が直面している核心的な問題らを把握してその問題らを解決する政治を行うことによって、今とは違った新しい時代を開くことでその答えを探すべきである。
これと関連して現在私たちの社会がその解決を要求している核心的な問題らは?
まず、1987年民主化以後も私たちの政治を支配している地域主義政治を克服することだ。
次に、地域的、階層的両極化を克服することだ。
最後に、南北和解と協力を通じて南北平和統一の基盤を構築する一方、これを通じて東北アジアの平和と共同繁栄を追求することだ。
まず、486政治家たちは一番最初に要求されるのは、彼らがその間地域主義政治に依存してきた彼らの先輩政治家たちの後に従ってはいけないという点だ。 そうした点で彼らは地域主義政治の狭隘な利害関係を飛び越えて脱地域主義の全国的な政治の展望を積極的に提示してこれを実践しなければならないだろう。 これと関連して脱地域主義政治の兆しはすでにその姿を少しずつ表わしている。 例えば、野党圏連帯を土台に民主政党らが予想より良い成果をあげた6・2地方選挙結果がすぐにそれだ。
次に、486政治家たちが遂行しなければならないもう一つの必須の課題は私たちの社会の地域的、階層的両極化問題を解決することだ。 短期間内に成り立った圧縮的経済成長の結果現在の私たち経済は少なくとも量的には先進国水準に到達している。 しかし質的な次元で私たちの経済は全く先進的でない。 それはその間持続的に累積したソウル-首都圏と地方間の発展格差に加えて、1997年IMF経済危機以後社会両極化の現象が急速に深刻化されているためだ。 したがって社会経済的な次元で486政治家たちに何よりも先にその解決が要求されるのは国家の均衡発展と福祉政策を通じてこのような格差を解消することといえる。
最後に、486政治家たちに要求されるのは南北和解と協力の関係をまた復元してそれを南北の平和統一と東北アジアの平和と共同繁栄で結びつけることだ。 南北の和解と協力はノ・テウ政府の時北方政策を通じて、そして民主政治部時期太陽政策を通じて相当程度進展したことがある。 しかし20余年間にかけて成り立った南北関係のそういう進展はイ・ミョンバク政府になってわずかでほとんど瓦解した。 したがって南北関係次元で486政治家たちに何よりも先に要求されるのをイ・ミョンバク政府になって瓦解した南北和解と協力の関係を復元し持続的に発展できる基盤を構築することだ。
他の一方、486政治家たちが理想のような問題らを解決しようと思うならば、彼らは自分たちの支持基盤を新しく切り開く必要がある。 このために彼らは既存の地域主義政治を後押ししてくれた老・壮年層でなく、20代と30代の若年層で自身の支持基盤を新しく構築しなければならないだろう。
事実その間地域主義政治が持続することができたのは、20,30代の若年層が政治と投票に無関心だったせいが大きかった。 しかし今、もう彼らは全体有権者の多数を占めることになった。 したがって彼らを排除する政治はもうこれ以上可能でなくなった。 そうした点で486政治家たちの支持基盤強化はまさに彼らの政治参加と投票参加から始まらなくてはいけないだろう。
●過去は386、時は流れ486に!
ところで747って数字をご記憶ですか?
MBの選挙公約ー経済成長年%、所得4万ドル、世界7位の先進国入り!
最近ハンナラ党のアンサンス代表が「金大中、ノムヒョンでは先進国入りは不可能」と発言、とたんに反発が殺到した。金大中でIMFを脱し、ノムヒョンで2万ドル達成、今はどうなっているの、と。蛇足っぽいが、数字に関連するので載せました。