写真ーイ・ミョンバク大統領が去る2007年8月14日午前、汝矣島キャンプでキム・ドクリョン共同選挙戦対策委員長と検察の道谷洞土地借名疑惑検察捜査発表対策を議論しながら、頭を後ろに反らして笑っている。 (c)聯合ニュース
[記者コラム]
親庶民あざ笑うMBの"信じますか"
自己矛盾表わした‘言語政治’…減税政策など一進一退
2010年10月28日(木)リュ・ジョンミン記者( dongack@mediatoday.co.kr)
“党員同志の皆さん、私の話を信じますか? 信じますか? 信じますか? 信じますか? 信じますか? 私たち皆信じますか?”
イ・ミョンバク大統領がハンナラ党大統領選候補に決定される以前に、2007年7月3日ハンナラ党仁川党員教育現場でした発言はYTN '突発映像`を通じて広く知られた。
イ・ミョンバク大統領は自身のBBK問題、道徳性論議など各種疑惑に対して潔白を主張し、聴衆に向かって“信じますか?”と問いかけ、聴衆側からは間違いなく“はい”という応答がきた。
イ・ミョンバク大統領の“信じますか?”演説は7月4日蔚山党員教育でも"皆さん私を信じてもらえませんか?"という問いにつながったし、7月7日慶南党員教育でも"皆さん私を信じて下さいますか?"という問いにつながった。
イ・ミョンバク大統領はその時も今も、自
身に対する‘信頼’を強調する。 ‘言語政治’を効果的に活用する。 ‘親庶民政府’ ‘公正な社会’等、イ・ミョンバク大統領が国民に約束した内容は、反対するのが容易でないテーマだ。
国家指導者に重要なのは約束の言葉ではなく、実践だ。 誠心誠意で実践に移すならば“信じて下さいますか?”と連呼しなくても信頼を得るであろう。 イ・ミョンバク大統領とハンナラ党は‘言語政治’でかなりの効果をみたが、約束を実践に移しているかは疑問だ。
公正社会に関する約束は、誰のための、何のための公正社会なのか疑問を投げかけた。
公正社会が地位上下を問わず法と原則を守って尊重する社会ならば、大統領周辺権力層から模範を見せるべきでしょうが、現実はそうではない。
大統領と親密なチョンシニルのジュンナモ旅行会社会長の不正疑惑に対して、検察は捜査意志を疑う。 28日午前一歩遅れて世宗ナモ旅行会社押収捜索に出たが、捜査するふりだけするという批判は、相変わらずだ。 チョン・シンイル会長はすでに韓国にないのだ。
イ・ミョンバク政府権力型不正疑惑の鍵を握ったハン・サンリュル前国税庁長もやはり韓国にいない。いつ帰国するのかも分からない。 いや検察が捜査する意志があるのかも疑わしい。
大統領権力周辺部の敏感な部門は刺激しないまま‘死んだ権力’の捜査に熱心な検察の姿は、公正社会あの方向と内容に反する。
親庶民政策を囲んだ論議も大きな課題だ。 最近ハンナラ党アン・サンス代表は改革的中道保守政党に行くという約束をした。 また他の意味の‘言語政治’だ。 ハンナラ党が金持ち政党、既得権擁護政党というイメージから抜出そうとの意志の表現だ。
イ・ミョンバク大統領の親庶民公約と同様の内容だ。 やはり問題は実践だ。
チョン・ドゥオン ハンナラ党最高委員は具体的な実行計画を明らかにして言論の目を引いた。 ハンナラ党が‘金持ち減税’を撤回するという内容だ。
報道機関と野党は視線を集中させた。 いよいよイ・ミョンバク政府が‘親庶民’の具体的な実行かと。 「もしや」が「やはり」に変わるのに、一日かからなかった。 10月28日午前‘金持ち減税撤回’はこの日午後‘無かったこと’になりながら原点に帰った。
アン・サンス代表28日最高委員会議で“チョン・ドゥオン最高委員の(金持ち減税撤回)提案に対する単純な検討指示が、あたかも受け入れるように言論に伝えられた、嘆かわしいこと”と釈明したが…。
金持ち減税はイ・ミョンバク政府の親庶民公約の‘矛盾’示す代表事例だ。
金持ち減税という指摘を避ける努力をする姿を見せてこそ、親庶民の真正性が認められるからだ。
金持ちらの税金を削減し、庶民らはさらに厳しい生活を送る現実で‘親庶民公約’はぎこちない約束に聞こえる。
カン・マンス大統領経済特別補佐官も口を開いた。
彼は28日付1面にのせられたヘラルド経済との電話通話で、金持ち減税撤回問題に関連して“簡単に変えられない”、“大統領の公約(減税)は国民との約束”と主張した。 ハンナラ党一部の金持ち減税撤回発言にブレーキをかけるという大統領府意志の表現と見える。
こういう論争を見守る国民の心情は堪え難いものがあろう。 約束を初めからしなかったか。 約束をしたら守るか。 言葉だけで“信じますか?” “信じて下さいますか?”と叫ぶのではなく、実践に移すべきではないだろうか。 金持ち減税に先行させた「親庶民政府」、何をもって信じろというのであろうか。
“親庶民政府、公正社会実現の約束を信じますか? 信じますか? 信じますか? 信じますか? 信じますか? 私たち皆信じますか?”
★この写真、どこかで見たようだ、そうだMBがソウル市長のとき光州望月礼拝堂で見せた豪快な笑いだ。民主化に命を捧げた御霊の見守る前で見せた、あの不遜極まりない行為を、国民はどのように見たであろうか。彼に忠義で支えたチョンシニル、アンサンリユルは国外逃亡中、生きた権力に検察は相も変わらずひれ伏し、目をそらし…。国民の怒りにも、時がすぎれば収まるとでも思っているのだろうか。検察のこの悪行、いつの日か天罰が下ることを祈る。そして庶民は「信じますか」の問いに、NOを突きつけるときが来たのだ。namsang
[記者コラム]
親庶民あざ笑うMBの"信じますか"
自己矛盾表わした‘言語政治’…減税政策など一進一退
2010年10月28日(木)リュ・ジョンミン記者( dongack@mediatoday.co.kr)
“党員同志の皆さん、私の話を信じますか? 信じますか? 信じますか? 信じますか? 信じますか? 私たち皆信じますか?”
イ・ミョンバク大統領がハンナラ党大統領選候補に決定される以前に、2007年7月3日ハンナラ党仁川党員教育現場でした発言はYTN '突発映像`を通じて広く知られた。
イ・ミョンバク大統領は自身のBBK問題、道徳性論議など各種疑惑に対して潔白を主張し、聴衆に向かって“信じますか?”と問いかけ、聴衆側からは間違いなく“はい”という応答がきた。
イ・ミョンバク大統領の“信じますか?”演説は7月4日蔚山党員教育でも"皆さん私を信じてもらえませんか?"という問いにつながったし、7月7日慶南党員教育でも"皆さん私を信じて下さいますか?"という問いにつながった。
イ・ミョンバク大統領はその時も今も、自
身に対する‘信頼’を強調する。 ‘言語政治’を効果的に活用する。 ‘親庶民政府’ ‘公正な社会’等、イ・ミョンバク大統領が国民に約束した内容は、反対するのが容易でないテーマだ。
国家指導者に重要なのは約束の言葉ではなく、実践だ。 誠心誠意で実践に移すならば“信じて下さいますか?”と連呼しなくても信頼を得るであろう。 イ・ミョンバク大統領とハンナラ党は‘言語政治’でかなりの効果をみたが、約束を実践に移しているかは疑問だ。
公正社会に関する約束は、誰のための、何のための公正社会なのか疑問を投げかけた。
公正社会が地位上下を問わず法と原則を守って尊重する社会ならば、大統領周辺権力層から模範を見せるべきでしょうが、現実はそうではない。
大統領と親密なチョンシニルのジュンナモ旅行会社会長の不正疑惑に対して、検察は捜査意志を疑う。 28日午前一歩遅れて世宗ナモ旅行会社押収捜索に出たが、捜査するふりだけするという批判は、相変わらずだ。 チョン・シンイル会長はすでに韓国にないのだ。
イ・ミョンバク政府権力型不正疑惑の鍵を握ったハン・サンリュル前国税庁長もやはり韓国にいない。いつ帰国するのかも分からない。 いや検察が捜査する意志があるのかも疑わしい。
大統領権力周辺部の敏感な部門は刺激しないまま‘死んだ権力’の捜査に熱心な検察の姿は、公正社会あの方向と内容に反する。
親庶民政策を囲んだ論議も大きな課題だ。 最近ハンナラ党アン・サンス代表は改革的中道保守政党に行くという約束をした。 また他の意味の‘言語政治’だ。 ハンナラ党が金持ち政党、既得権擁護政党というイメージから抜出そうとの意志の表現だ。
イ・ミョンバク大統領の親庶民公約と同様の内容だ。 やはり問題は実践だ。
チョン・ドゥオン ハンナラ党最高委員は具体的な実行計画を明らかにして言論の目を引いた。 ハンナラ党が‘金持ち減税’を撤回するという内容だ。
報道機関と野党は視線を集中させた。 いよいよイ・ミョンバク政府が‘親庶民’の具体的な実行かと。 「もしや」が「やはり」に変わるのに、一日かからなかった。 10月28日午前‘金持ち減税撤回’はこの日午後‘無かったこと’になりながら原点に帰った。
アン・サンス代表28日最高委員会議で“チョン・ドゥオン最高委員の(金持ち減税撤回)提案に対する単純な検討指示が、あたかも受け入れるように言論に伝えられた、嘆かわしいこと”と釈明したが…。
金持ち減税はイ・ミョンバク政府の親庶民公約の‘矛盾’示す代表事例だ。
金持ち減税という指摘を避ける努力をする姿を見せてこそ、親庶民の真正性が認められるからだ。
金持ちらの税金を削減し、庶民らはさらに厳しい生活を送る現実で‘親庶民公約’はぎこちない約束に聞こえる。
カン・マンス大統領経済特別補佐官も口を開いた。
彼は28日付1面にのせられたヘラルド経済との電話通話で、金持ち減税撤回問題に関連して“簡単に変えられない”、“大統領の公約(減税)は国民との約束”と主張した。 ハンナラ党一部の金持ち減税撤回発言にブレーキをかけるという大統領府意志の表現と見える。
こういう論争を見守る国民の心情は堪え難いものがあろう。 約束を初めからしなかったか。 約束をしたら守るか。 言葉だけで“信じますか?” “信じて下さいますか?”と叫ぶのではなく、実践に移すべきではないだろうか。 金持ち減税に先行させた「親庶民政府」、何をもって信じろというのであろうか。
“親庶民政府、公正社会実現の約束を信じますか? 信じますか? 信じますか? 信じますか? 信じますか? 私たち皆信じますか?”
★この写真、どこかで見たようだ、そうだMBがソウル市長のとき光州望月礼拝堂で見せた豪快な笑いだ。民主化に命を捧げた御霊の見守る前で見せた、あの不遜極まりない行為を、国民はどのように見たであろうか。彼に忠義で支えたチョンシニル、アンサンリユルは国外逃亡中、生きた権力に検察は相も変わらずひれ伏し、目をそらし…。国民の怒りにも、時がすぎれば収まるとでも思っているのだろうか。検察のこの悪行、いつの日か天罰が下ることを祈る。そして庶民は「信じますか」の問いに、NOを突きつけるときが来たのだ。namsang