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'MCモン'軍免除問題で‘アン・サンス屈辱’

2010年10月31日 | 南域内情勢
★お馴染みの顔だ。MCモン。「一泊二日」のレギュラー、歌手として、お茶の間の人気者であった超有名人が、兵役逃れを問われ非難を浴び埋没した。この件をSBSが真正面から取り上げた。namsang


'MCモン'軍免除問題で‘アン・サンス屈辱’

SBS ‘そこが知りたい’で

2010年10月31日(日)15:14:01リュ・ジョンミン記者( dongack@mediatoday.co.kr)

MCモンが人気スターから転落した。全部‘兵役’問題がかかわっている。 彼は完全な歯を抜き、兵役を逃れた疑惑をかけられた。

これらに対する国民的怒りは、一般人に影響を与えることのできる‘有名人’という点のためだ。 彼は韓国社会で正常な生活を送りにくいほど、批判と冷笑の対象になってしまった

SBS 'それが知りたい‘が、MCモン兵役免除事件を扱った。 10月30日夜放送だった。 有名芸能人が実際に完全な歯を抜き兵役免除された件に、焦点を置いた内容…、ではなかった。

‘MCモン’軍免除事件は執権与党代表の‘アン・サンス’に飛び火した。 他の政治家の兵役逃れも話題にした。

‘それが知りたい’は MCモンに向けての非難の意味が何であったかを追及した。


▲“兵役不正主人公はなぜいつも芸能人や運動選手だけでしょう。”

‘それが知りたい’司会者の俳優キム・サンジュン氏は、放送でこのような問いを投げた。

‘それが知りたい’は、MCモンが1級から5級と兵役免除を受けた点に注目しながら、今回の事件がMCモンという芸能人1人を埋葬させることで終わってはいけないと主張した。

国民は芸能人の兵役不正の問題と同時に、否それ以上に社会的地位と力のある方々とその子弟、孫らの兵役問題実態をみる。 SBS調査結果によると、現役国会議員中、兵役免除は41人で免除比率は16.2%に達することが明らかになった。 一般人免除比率の7倍に達する数値だ。

国会議員の息子や孫の兵役免除率は、10.3%で一般人2.4%の4倍を越えた。

MCモンという芸能人兵役免除論議は政治権力の核心部に迫り、彼らのアキレス腱に向かい、パンドラの箱を開く結果につながった。

アン・サンス ハンナラ党代表は執権与党を導く指導者だ。 彼は兵役免除者出身だ。 それも‘入営忌避’ ‘行方不明’の主人公だ。

‘それが知りたい’はアン・サンス代表の兵役免除問題を指摘しながらハンナラ党代表選挙戦時期ホン・ジュンピョ最高委員発言資料を見せた。 ホン・ジュンピョ最高委員は“兵役事項公開条項を見れば、12年の間徴兵忌避2回、入営忌避1回、行方不明2回、入営延期3回をした"と主張した。

アン・サンス代表は各種選挙を通じてすでに検証済みの懸案だと主張したが、ホン・ジュンピョ最高委員が話した‘入営忌避’ ‘行方不明’等の指摘を解明できなかった。 そして今、アン・サンス代表は政党政治権力の頂点に立っている。

そればかりかイ・ミョンバク大統領からキム・ファンシク国務総理、アン・サンス ハンナラ党代表まで、大韓民国と政府、与党を導く首長は、皆兵役免除者で構成されている。さらにスパイを捕らえる国家情報院長も軍免除者だ。

イ・ミョンバク政府は果たして、公正な社会をいう資格があるのか。

“兵役は神聖な義務でもあるが、公正な義務にならなければならない。

司会者キム・サンジュン氏は、こう話してプログラムを終えた。




'チョン・デセの涙'-製作したアメリカ留学生会

2010年10月31日 | 南北関係関連消息
'チョン・デセの涙'-製作したアメリカ留学生会キム・スンファン会長談

北朝鮮代表チーム チョン・デセ選手が南アフリカ共和国ワールドカップで流した熱い涙を主題に、世界に散った韓国人留学生らが共に作った歌と動画だ。 特にこの動画は米国、ニューヨーク、マンハッタンで世界的なIT.インターネット雑誌ワイアード(Wired)主催で開かれた'平和のためのインターネット コンテスト'に出品されて優勝作に選ばれ話題を集めた。

映像を製作した学生たちは、チョン・デセ選手の涙がどんな意味なのかについて
'彼は日本で生まれ、韓国の国籍で、北朝鮮代表としてワールドカップに出場した。
私たちは彼の涙は、東北アジアの平和のための叫びと理解し、動画を製作した中で話す。
と語った。

動画を製作した'アメリカ留学生会会長キム・スンファンさんに、その後をインタビューした。

キム・スンファン会長自身は、"韓国人、軍除隊後米国留学、学業を終え現地で創業し、余暇時間を利用して米留会という奉仕組織を運営している。

インタビュー

-まずアメリカ留学生会(略称ーミユモ)はどんな集いなのか?

=米国で勉強している韓国人留学生らの集い、非営利純粋留学生組織だ。 2000年設立された。 法、音楽、デザインなどの多様な専攻を持った韓国人留学生らの力を集めて、独創的な方法で世界に韓国を広報し多様な奉仕活動を推進してきた。

世界の人々に独島が韓国の地であることを英語で知らせるために製作した英語トクトレプソン'Speak the Truth'製作、2010南アフリカ共和国ワールドカップ韓国チーム英語応援歌製作、チュ・シンス選手オールスター広報活動、不治の病にかかった韓国人養子陣営が助け合い活動などをしてきた。


-話題になった平和動画製作過程を紹介してくれ。

去る5月から米国主要言論は天安艦事件に関連、韓半島の緊張状態をヘッドライン ニュースで報道した。 このような状況で北朝鮮が44年ぶりにワールドカップに出場した。 さらに韓国、北朝鮮が最初に同時に出場したワールドカップだった。

ここでアイディアを得て留学生らが力を合わせて意味あることをしてみることにした。 英語で歌を作り'平和'というハングルが記されているティーシャツを[pyunghwa]という英語発音記号を入れて作ることにした。

その頃チョン・デセ選手がブラジル競技に先立ち涙を流した場面は多くを考えさせた。 …鄭選手の涙は、故国を離れて他国で寂しく暮らしている多くの留学生らの心境に通じた。

日本で生まれて育って韓国国籍を持って北朝鮮チームのために走っているチョン・デセ選手を見ながら'私たちは同じ民族なのになぜこのように難しい状況になったのだろうか'という疑問を感じた。鄭選手が在日韓国人として体験した痛みを共感することができた。

私も米国では常に異邦人、他郷で勉強しながら苦痛を感じたことは数えきれない。 '橋渡し役'チョン・デセ選手の涙を絶対そのまま見過ごせなかった。 こうして10日後に、チョン・デセの涙をモチーフにした'Become One'というミュージックビデオを製作することができた。

-動画に登場する'Become One'という歌にちょっと驚いた。

=動画に使われた歌'Become One(一つになろう)'はボストン バークレー音大学生たちの助けで製作された。

映像は韓国大学生らを含んで米国、韓国、中国、カタールなどにある韓国人留学生らの助けを受けた。 韓国人留学生だけでなく留学生らの友人のドイツ、イスラエル、ベルギー、ドミニカ共和国、インドなど多様な国籍を持った学生たちも参加した。

-動画が国際コンテストで優勝したという便りが伝えられ、国内でも大きい関心を集めた。 出品することになった契機は何か.

=去る7月末偶然に'インターネット'が今年ノーベル賞候補に選ばれたし、これを支持するためのグローバル キャンペーンが作られた事実を知ることになった。 また、キャンペーンの中の一つでインターネットが平和に及ぼす影響を最もよく表現した動画を選ぶグローバル コンテストが進行中であることを知ることになった。

-今回のプロジェクトを進行しながら感じたこと、そして今後の計画は?

=今回のプロジェクトは世界あちこちに散った韓国人留学生らが参加した大規模プロジェクトだったにもかかわらず、すべてのコミュニケーションと映像製作がインターネットを通じて別途の出会いなしで短い時間に成り立った。
私の部屋にある小さいノートブックでこういう動画製作を指揮できた。 製作費が全くかからなかった事実も驚くべきだ。 多くの学生たちが今回の動画製作趣旨に'共感'したので、インターネットという道具を利用して空間を跳び越えて映像製作が可能だったのだ。

現在のユーチューブに上げられた'インターネット:平和のための最上の道具'映像は、670,000回の照会数を記録している。 9月末~10月初めの間ヨーロッパの色々な国家で最もスポライトゥを受けるユーチューブ映像でも選ばれることもした。

映像を見た世界の人々がチョン・デセ選手と韓半島の'分断'の特殊性に対して大きい関心を見せた。 去る9月21日授賞式の時参加したヨーロッパの有名女優はヨーロッパ プロサッカーチーム関係者にチョン・デセ選手に対して紹介したいとし、今回の映像が入れられたCDを送ることができるかと要請をしたし、Eメールで'pyunghwa(平和)'という単語が韓国、北朝鮮の共通語として使われる言葉かと尋ねられる方もおられた。

チョン・デセ選手がより一層大きい舞台に進出して世界的なサッカー選手になってもらいたい。