NPO法人 三千里鐵道 

NPO法人 三千里鐵道のブログです。記事下のコメントをクリックしていただくとコメント記入欄が出ます。

続ー丹波マンガン記念館を韓国国会議員ら訪問

2011年03月09日 | NPO三千里鐵道ニュース
写真ー中央が李ヨンシク館長、右横が金ウルトン議員
★当日同行された京都コリアン生活センターの朴正美さんから、貴重な記事を寄せていただいた。感謝し、アップします。NAM
  
    
       韓国国会議員、市民団体代表が丹波マンガン記念館を来館

2009年5月31日閉館した丹波マンガンの再建を支援しようと、韓国の国会議員や市民団体らが「再建韓国推進委員会」を結成し来日した。

当日は、気温も低く寒い一日ではあったが、一行は丹波マンガン再建への熱い思いを胸に、一路丹波マンガンへ向かった。

所々雪が残る山道を進み、住宅街の外れにある丹波マンガンへ到着。入口のアーチは錆びて、今にも崩れ落ちそうだった。記念館の資料や地図も色褪せていた。

それでも韓国の国会議員や市民団体は、館長の説明を熱心に聞き、展示物や写真等を見ながら戦時中の朝鮮人強制連行や過酷な鉱山労働の歴史に心を痛め、怒りをおぼえていたようだ。

代表のパク議員は、「同じ過ちを繰り返さず、戦時中の悲惨さを風化させないよう、歴史を伝えるこの遺鉱を残していかなければならない」と述べた。

同団体は、国内での在日同胞に対する無関心を払しょくし、韓国からもこの事業を支援しよう立ち上がった。同団体は、募金活動を通じて記念館の存在をアピールするほか、集まった資金を同館再建後の運営にあてるよう活動している。

そして今回の来日では、日本政府や地方自治体が正式に記念館運営を支援し安定的な運営のため財政支援をするよう求めた。

日本国内の支援者や歴史学者で結成した再建委員会、韓国の国会議員や市民団体で結成した再建韓国推進委員会の力が合わされば、今春以降の再建は必ず実現できる事だろう。

▲参考

김을동 국회의원, 탤런트

출생
1945년 9월 5일 (서울특별시)

소속
미래희망연대 (국회의원), 문화체육관광방송통신위원회 (위원), 독도영토수호대책특별위원회 (위원) ―独島領土守護対策特別委員会委員

가족
아버지 김두한, 아들 송일국, 딸 송송이

학력
중앙대학교 정치외교학