★MB訪独の華やかな外交行事の影で、運河大国ドイツ在住の同胞は、四大河川反対デモでMBを迎えた。本国では工事現場の堰が川底をさらった所為で起こった急流で決壊、水道施設がストップする事故が起こった。急ピッチで追い込み工事の歪により、今年の梅雨、台風シーズンにどのような事態が想定されるか、不通大統領がどの様な美辞麗句で難局を切り抜けるか、注目されるところだ。
まずはベルリン提案への国内の辛口コラムをご覧下さい。N
ベルリンのMB,天安艦謝罪反復した'不通大統領'
[コ・スンウ コラム] konews80@hanmail.net
2011.05.10 10:49:07
イ・ミョンバク大統領は9日北朝鮮が非核化に合意、天安艦・延坪島事態謝罪なら、来年3月ソウルで開かれる第2次核安保首脳会議にキム・ジョンイル北朝鮮国防委員長を招請すると提案した。
イ大統領の今回の提案はハンナラ党アン・サンス代表が再・補選完敗の責任を負い去る8日退きながら“イ・ミョンバク大統領に惜しまれる点は国民との疎通が不足したこと”と直撃弾を飛ばしたことを連想させる。 イ大統領が党政調関係などで国民と疎通をしないように、南北関係でも北との疎通を冷遇してきたし今回の提案もその延長線上にあるためだ。
イ大統領が北朝鮮が非核化に合意することを前提条件で言及したことは‘北朝鮮が全体核プログラムをいつまで廃棄するという原則の提示’を要求したのだ。 これは韓半島非核化のための6者会談の9.19共同声明、2.13合意などで提示したガイドラインにも符合しない。 6者会談は‘言葉対言葉、行動隊行動’の相互尊重、韓半島非核化と北朝鮮・米、北朝鮮・日本修交、韓半島平和協定協議、対北朝鮮エネルギー支援などの原則をすでに確定したためだ。
イ大統領が今回‘北朝鮮が核プログラムの核心の部分を廃棄する場合、同時に韓国と国際社会が確実な安全保障を提供して経済支援を本格化する’といったことは、自身の‘グランドバーゲン’の基本構想を繰り返したわけだ。 グランド バーゲンは6者会談の枠組みでない韓国主導で韓半島非核化を推進するという一方的構想で他の6者会談当事国らの呼応をほとんど受けられずにいる。
イ大統領のベルリン提案はまた、6.15共同宣言、10.4宣言などに含まれた南北間相互共存共栄の原則を徹底的に無視したまま'非核開放3000'という対北朝鮮政策にぶらさがりながら戦争危機状況まで招いた従来の態度を繰り返したのだ。
イ大統領の対北朝鮮政策は急変事態発生→韓米両国軍隊の北朝鮮に対する軍事作戦展開を通した吸収統一を目標にしたのだ。 こういう策略は北朝鮮に対する食糧支援などを冷遇したり、当局間対話を忌避して北朝鮮が韓国の要求に屈服するように要求する行動として具体化されている。
最近新しく選出されたハンナラ党新しい院内指導部は追加減税撤回推進と借家上限制導入を検討することにするなどイ・ミョンバク大統領が推進してきた主要政策に対する差別化を継続している。
イ・ミョンバク大統領が交替説が出てきたヒョン・インテク統一長官を留任させ、ドイツ訪問を通じて天安艦・延坪島事件等で情勢を極度に悪化させた自身の対北朝鮮政策を持続するという‘意志’を誇示したのだ。
…
すべての正常な対話と交渉は、相手を認めて疎通の過程を経た後進展する。 相手とは徹底的に不通し自己論理に固執する場合、不協和音が起こる。
ここにきてイ大統領の過去3年の執権期間を振り返りハンナラ党の指導部がイ大統領の不通政治を指摘し、イ大統領の従来の政策をひっくり返す試みをしている。 これは大統領の残った任期を考える時深刻な状況だ。 現状況が修正されない場合レイムダックの深化と植物大統領への墜落を避けることはできない。
与党が大統領府に背を向けたことは、イ大統領の一方通行式政治が表わした自業自得である。 イ大統領はこの時点で南北問題に対する深
イ大統領はパク・チョンヒ政権時期の7.4共同声明、ノ・テウ大統領時期の南北基本合意書、その後の6.15共同宣言、10.4宣言が出てくるほかはなかった時代的状況が今でも続いている点を認め、北と疎通する方向を定めなければならない。 そうでない場合ハンナラ党が反旗を翻した事態が、南北関連分野でも発生するだろう。