気まぐれアメリカ48州ドライブ旅

自由なバツイチ女、40歳記念にデカイ事やろうと思い、愛車カローラでアメリカ本土48州を一人でドライブした珍道中。

~Kearney(カーニー) ~Great Platte River Road Archway(グレートプラットリバーロード アーチウェイ) 220Mile ドライブ

2013-07-17 20:46:46 | 海外旅行

はい。

ネブラスカ州の真ん中、

Kearney(カーニー)という街に来ましたよ。

フリーウェイ、I-80を西に向かって走っていると、

突然気になるものが現れます。

え~何これ

と思ってEXITを出ちゃうと、此処に辿り着くんですわ。

フリーウェイの上にかかってるアーチ。

ボーッと運転してると目が覚めるよ。

 

いやいや、これは中に入るしかないっしょ。

 

バッファローがいる~。

西部開拓時代はこの辺にバッファローが生息していたそうですわ。

 

Great Platte River Road Archway

(グレートプラットリバーロード アーチウェイ)という、

モニュメント&ミュージアムで、

西部開拓時代に、人々がフロンティアを求めて西に向かった道に、

ネブラスカ州と、Platte River valley(地元郡)が、

旅人のアトラクションとして2000年に造ったもの。

ジャック・ニコルソン主演の「アバウト・シュミット」という映画で、 

主人公が旅行中に立ち寄る場所らしい。

中に入りますと~、

うわ、テーマパークっぽい。

いや、テーマパークなんだってば。

勿論スタッフは西部開拓時代のコスプレしてますよ~。

入場料は$12.84。

長いエスカレーターを乗る前に、

綺麗なお姉さんが、音声ガイドのヘッドホンを渡してくれま~す。

2階がミュージアムで、音声ガイドは、自分が移動すると勝手に切り替わってくれる。

最初は西部開拓時代、1840年頃から

西に向かえばフロンティアがあると信じ、

「Go West

と誰もが西に向かったのだ。

牛も大変~。

このGreat Platte River Road(現在のI-80)は、

1848年に、Kearneyの町を基点としてマークされたそうですわ。

オレゴン、ユタ、カリフォルニアに向かう途中に険しい峠があって、

誰もが岩にサインを彫っていったんだとか。

 

でもロッキー山脈を越える時に、激しい天候の変化で、

幌は壊れ、死人続出だったらしい。

フロンティア探しは命がけ。

これがまさにゴールドラッシュ金鉱探しまくってたのよ。

これは西に向かった人々のトレイルコース。

1841年から1866年までに、約350,000人が西に向かったというから、

派手な民族大移動ですわ。

東の生活は不満だらけだったのか

まぁ、結局は疲れ果てただけで、

フロンティアなんか何処にも無かった。

チャンチャン。 ってオチなんだけど。

 

その後鉄道が移動手段としてメインになるのだ。

1869年5月10日に、この町でも鉄道開通~。

サンフランシスコまで楽に行けまっせ。

鉱山探しも鉄道でどうぞ。

こちら廃線になったので、汽車のエンジンプレートだけが残っている。

その後人々の移動手段として登場したのは車。

このI-80は、リンカーンハイウェイと言われ、

1912年に制定された、サンフランシスコとニューヨークを結ぶ大陸横断街道。

ハイウェイの草分け的存在。

現在、マニア向けのルート66に代わり、

横断道路としては、

リンカーンハイウェイのツーリング、ドライブの方が一般的。

 

レトロな看板も見られるかも

 

時間のある人は、是非Go Westにチャレンジしてみそ。

毎日綺麗な夕日が見られるぜよ。

 

これまたレトロなドライブイン。

 

あ、じゃあ、コーヒー下さい。

 

あ~、じゃあ、チェリーパイも1ピース。

 

そうそう、定番の店内。

 

窓がある~。

 

おおっ、リンカーンハイウェイの真上じゃあないですかい。

 

これはもしや...。

 

こーゆー所で速度測ってるから気をつけて~。

 

いやぁ、Go West オモロカッタ~。

一階に下りてきて、ヘッドホン返してね~。

一階にはギフトコーナーとBBQレストランがありまっせ。

珍しくお土産スルー。

リンカーンハイウェイTシャツが売ってるのは分かってるんだけどね。

 

外に出ると、目の前にはモザイク。

最近モザイク係数も高い。

 

橋があったらとにかく渡る~。

1914ブリッジといって、1914年に、トレイルコースのプロジェクトで造られた橋。

Archway Lake。

 

この橋を渡ると、

 

バッファロー。

 

そして、またしても気になるものが。

 竪穴式住居

そりゃ中に入るでしょ。

きな臭いね~。

 

 おっと、人が居た。

この黒人のお兄さんが解説してくれている。

 

 EARTHLODGEといって、2010年に造られたもの。

1905年までオクラホマにあった、最後のアースロッジを模倣して造ったらしい。

1850年頃に、バッファロー狩りの生活をしていた人が住んでいた家だそうですわ。

 

さて、きな臭い所を出て、

帰り際にフラっと寄ってしまったのが此処。

なんか人が集まってるし、とりあえず行っとく~。

 

 いやぁ、懐かしの迷路ですよ。

30年ぶりくらいにやるんではなかろうか?

 

4箇所の櫓に行かなきゃいけないのに、

サッパリ辿り着かないじゃないか。

 

櫓から見たArchway。

 

 14分かかってやっと出口に辿り着けた~。

子供たち早い早い。

 

ってな訳で、

最後は童心に返って迷路なんぞに入ってしまった今日、

意外な所でオモロイものに巡り会えると得した気分。

リンカーンハイウェイを通る時は是非寄って寄って~。

 

さてさて、明日はコロラド州ですよ~。

お楽しみに~。  

  

コメント (2)
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