気まぐれアメリカ48州ドライブ旅

自由なバツイチ女、40歳記念にデカイ事やろうと思い、愛車カローラでアメリカ本土48州を一人でドライブした珍道中。

~43. NORTH DAKOTA(ノースダコタ)セオドアルーズベルト国立公園 240Mile ドライブ

2013-07-22 23:39:39 | 海外旅行

はい。

ノースダコタ州、Medora(メドラ)という街にある、

Theodore Roosevelt National Park(セオドアルーズベルト国立公園)に行ってきましたよ。

昨日のマウント・ラシュモアで出てきた第26代大統領の名前。

テディというのは彼の愛称。

熊狩りが趣味だったルーズベルトが、瀕死の熊を撃たずに見逃して、

同行していた新聞記者がそれを記事にしたところ、

たちまち「テディベア」という名前を付けたクマのぬいぐるみがバカ売れになったという、

何ともなエピソード。

要するに、人に危害を及ぼすような熊はハントするけど、

基本的に動物愛護精神のある人だったらしい。

 

ビジターセンターで地図を貰ってから徘徊するのだ。

ビジターセンターから近い所にキャンプ場があるから、そこに泊まるのよ。

キャンプサイト使用は$10。

どうせ車の中で寝るんだけどね。

お一人様でテントで寝てたら危ないっつの。

 

とりあえず車で回ってみるのだ。

何にも無い所で、車が停まってるんだな。

何をしているのかと思ったら...

おっつ...いきなりの登場

心の準備出来てないし。カメラカメラ。

バッファロー、正式名称アメリカ・バイソン。

勿論野生。

群れで行動している事が多いらしいんだけどね。

こいつはアウトローだな。

実はプレイリードッグも手前に居るのよ。

これがプレイリードッグの巣穴。

あちこちにあるんだわ。

はい、仲良く出てきた。

お約束のポーズしてくれてる~。

メッチャ可愛い~。

小型犬みたいにキャンキャン鳴くのよ。

こういう子たちがいると癒されるね~。

メッチャ沢山いるからメッチャ癒されるわ。

 

あちこちに見晴らし台がある。

ナショナルパーク内は、皆景色見ながらダラダラ運転しているので、

煽られる心配な~し。

キーウエストはマジで怖かった。

てっぺんだけ赤い山が多い。

実は此処に来るまでに、Painted Canyon(ペインテッドキャニオン)という

赤鉛筆の先端みたいな山が密集している所があったんだけど、

フリーウェイ沿いで一気に通過しちゃったんだよね~。

そこもTheodore Roosevelt National Parkの管轄。

東から西に向かう人は、通り過ぎないように気をつけてね~。

私は写真撮り損なっただけで、すげぇ景色バッチリ見てきたぜ。

 

おっぱいみたいな山。

そうだなぁ、Painted Canyonはおっぱいが沢山並んでるみたいな所。

気になるやろ~。是非行ってくれたまえ。

 

この界隈は、1924年、公園の場所を決めるため探検が行われたエリアで、

1947年にセオドア・ルーズベルト国立記念公園になり、

1978年にはついに国立公園となったそうですわ。

 

ところで、ルーズベルトはどういう関係があるかというと...

1884年2月14日、お母さんが腸チフスで亡くなり、

奥さんも腎臓病で亡くなってしまったのだ。

同時に母と妻を亡くした彼は、

人生をやり直し、悲劇から立ち直るためノースダコタの牧場に行ったらしい。

数度東部へ帰ったけど、2年間のほとんどを牧場で働いて過ごし、

東部の新聞や雑誌に、自分の経験を発表したそうですわ。

 

彼が働いていた牧場というのは、フェンスくらいしか残っていなくて、

車で行っても、途中橋もない川を渡らないと辿り着けない。

だから訪れる人は殆どいないんだな。

どうしても行きたい人はビジターセンターで聞いてみてね。

 

景色を見ながら走ってると、またしても意外なものが。

あー、車道を馬が歩いてる~。

 

近づいていくと、

「ウザイから早く行けバカ!」

と言われてしまった。

はい、すんませ~ん。

私が通り過ぎると、彼は悠々とセンターラインを歩き出しましたわ。

 

此処は、0.4マイルという、短いトレイルコースなんだけど、

夜9:00から、Full Moon Hike(フルムーンハイク)というガイドツアーに参加するので、

その下見に来たのだ。

日替わりのツアーが用意されてるので、

ビジターセンターで確認してね~。

 

確かに風が強いわ。

岩に落書きするな。って注意書きがあって、

ふと見上げると、

CHANとかいう中国人らしきサインがデカデカと彫ってありましたわ。

オメェは万里の長城にサインしとけよ。

 

川が見える~。

 

上流。

 

下流。

 

ヘンテコな岩がゴロゴロしてる。

 

これは間違いなく顔だよ。

 

これねぇ、右奥にバイソンの大群がいるんだけど、

このカメラじゃ撮影不能。

またしても私だけいい景色見ちゃいましたぜ。

 

それから移動したのはこちら。

フラフラ入り込んでしまったトレイルコース。

 

どうせチョロット回って戻って来れると思ったんだけどね~。

 

巨大な穴ぼこが空いてる。

 

どうやら干からびた川らしい。

確かに地面がガビガビだわ。

 

で、その干からびた川を横断。

水がある時は、結構ハードなコースなんだな。

 

突如現れる微妙な大きさの岩山。

 

象肌なんですけど~、

ボロボロ崩れるので登れないな~。

 

そうこうしていると出口なんですわ。

って、回って戻れるコースじゃなかったし。

目の前の山のてっぺんで叫んでる人たちがいるし。

 

どうやらこの人たちが登ってるらしい。

Bluegrass(ブルーグラス)というバンドで、25周年のツアー真っ最中。

へ~、こんな寄り道もするんだ~、と感心しつつ、

急いで来た道を戻る~。

おいおい、行きに2時間かかちゃったし、

Full Moon Hikeは8:45集合なのに、

あと2時間くらいしか無いじゃん。

急げ~!

 

おおっ、愛車カーリー発見。

しかも1時間20分で戻ってこれたし。

行きはどんだけダラダラしてたんだっつの。

ちょい、車で休憩してる間に日が沈む~。

こちら西の空。

普段は日が暮れると危険だから、明るいうちにホテルにチェックインしているけど、

国立公園だから安心して夕陽が見られる。

 

あっという間に沈んじゃうね。

 

そしてツアー集合場所に行ったんですわ。

ガイドさんの説明を聞いて、いざ出発。

これ以降は暗くて撮影不能。

っつか、日が暮れてから雲が出てしまって、月が見えないし。

その代わりに、西の空に、物凄い数の雷を見ましたぜ。

一生分雷見た。ってくらいの凄まじいレーザー光線でしたわ。

でも、相当距離が離れているので、音は聞こえず。

この辺りは雷雨も無かったのだ。

 

結局チョロっと月が見えただけだけど、

防犯上、日が暮れたら全く出歩かない私にとっては、

とってもいい経験ですわ。

ナショナルパークに泊まりに来ている人に悪い人はいないね。

ジェイソンも出ないし、安心して車の中で寝られるし~。

 

この旅初のカセットコンロが活躍したし、懐中電灯も活躍~。

懐中電灯はミニサイズだけど、パワー抜群。

私の父のお手製ですわ。

私の実家には父が作った非常用ライトが沢山あるのだ。

 

さてさて、此処まではノースダコタ。

この後、モンタナ州が待ってるよ。

ブログの更新まで暫し待たれよ。

 


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2 コメント

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あれだけの写真があって… (たけさん)
2013-07-24 16:05:51
私は、おっぱい山しかポイントが合いませんでした。
形のよいおっぱいさんで、D75辺りですね。
お嬢さまですが、明日 退院という運びとなりました。
来週再検査をしに病院へくるという条件付きですが、とりあえず一安心です。
返信する
>たけさん (マリオ)
2013-07-27 11:40:07
流石おっぱい星人。
もっとおっぱいだらけの所はスルーしちゃいました。
お嬢退院出来て良かったですね~。
返信する

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