亀屋ミュージック劇場（ほおる）外組 ヒロキチ 卒業公演 氣志團 微熱DANJI 浅草九劇

はい。

5月22日～26日まで浅草九劇で上演された

外組さんの舞台「亀屋ミュージック劇場（ほおる）」を観てきました。

北海道を代表する劇団イナダ組さんの名作で、

脚本をお借りして上演したもの。

昭和のストリップ劇場で

それぞれ事情を抱えた踊り子と、お笑い芸人を目指す若者が

入れ替わり立ち替わり騒動を巻き起こす

ダンスと笑いと涙ありの人情劇。

浅草九劇、初めて来る劇場。

レンガ造りのモダンなビルの2階。

階段下にはコーヒーバー「桟敷」があり、観劇前も観劇後もティータイムOK。

ビール、ワイン、日本酒も飲めるのだ。

しかも劇場にコーヒーの差し入れサービスを承っていて、

ホットコーヒー or アイスコーヒー20杯分の

コーヒーポットセット（シュガー＆ミルク、紙カップ付き）を3000円で販売中。

出来立てコーヒーを劇場に配達してくれるんだって。

劇場下にあるからこそ出来るサービスだよね～。

私はまず23日（木）19時の回を観劇。

日替わりゲストは氣志團の早乙女光。

私の推しメンである。

この回はチケット発売と同時に瞬殺だった。

しかし、その後キャンセルが出たので 隙間産業的にチケットGETできたのだ。

諦めず何度もリトライして良かった。

ロビーには氣志團から花が届いていた。

隣には野呂さんも。

物販では色々なグッズ販売されているんだけど、

推しにおひねりメダルを渡せるというのが嬉しい。

銀メダル500円。金メダル1000円。

これは役者がそのままの金額が貰えるご祝儀になる。

首から札のネックレスぶら下げると反社っぽくなるからね。

メダルっていいアイデアだよね～。

何が嬉しいって現金貰えるのが一番嬉しいに決まってるじゃないか。

通路の壁に貼られた熨斗（のし）

これはヒロキチさんの役者引退公演を 盛大に祝いたいというプロジェクトで

クラウドファンディングに支援した方々の名前が入っている。

私も微力ながら5000円支援したので、名前貼ってもらった。

阿部麻里緒は私が20代の頃から 芝居に関わる時に使っている芸名である。

5000円支援のリターンは、パンフレットに名前を記載されることと、

希望キャストのサイン入りブロマイド。（日替わりゲストは含まない）

オダワラジョーさんのサイン入りブロマイドGET。このポーズ

オダさんは氣志團のGIGで何度も活躍していて

彼の出演舞台は何度も観ているんだけど、

御贔屓にしている理由はこちらに書いている。

俺たちはどう生きるか！ オダワラジョー 出演 錦織激団 オリゲキ - 気まぐれアメリカ48州陸路の旅 (goo.ne.jp)

そして舞台セットになっている名入れ提灯も、有志からの10000円支援で作られたもの。

こちらはクラウドファンディングとは関係ない。

開演前には座長 三上潤さんと、ヒロキチさんによる前説、

サイリウムの販売、紙テープの説明などがある。

オダさんが手拭い販売の売り子で登場したので、勢いで買ってしまった。800円也。

光は外組Tシャツを着て登場。これはヒロキチさんのデザインで、物販で販売中。

今回は光ファンが大多数なので、サイリウム購入者も多く、

外組ロゴ入りのサイリウムは完売してしまった。

急遽普通のサイリウムを追加販売100円。

3列目なのに紙テープも強引に貰ったので、本番中頑張って投げることになる。

こちらは役者へのおひねりメダルね。

ゲストには渡せないらしいので、オダさんに渡すのだ。

っつか、光は客出しには出なかった。（光ファンだらけで大混乱になるからね～）

あ、前説とカーテンコールは撮影OK。

舞台は約2時間。ジェットコースターみたいに 山あり谷あり問題が起きて、

笑って泣いてとにかく面白かった～。

役者さんそれぞれの魅力満載で、盛り沢山の舞台。

三上さん演じる六角は、刑事なんだけど だらしないクズ男。

ヒロキチさん演じる鶴松は、芸人で憎めないクズ男。

日替わりゲストの光は有名な歌手。十八番の「 冬のリヴィエラ」を披露（お馴染みの顔真似）

客席を練り歩きながら、何人かにプレゼントを渡すサプライズ。

冠仁さん演じる合鴨と、宮村裕さん演じる翔一郎の掛け合いは

お約束のノリツッコミがあったり、見事な昭和コントで笑った～。

合鴨は悪党だと思ってたら過去の辛い出来事で芸人を辞めざるをえなかった

鶴松の元相方だったり。

翔一郎が劇場の見張りの筈が 仲間になっちゃって

洗濯物持ってきた時 可愛かった。

なんと言っても踊り子さんたちが素敵だった。

三浦奈々子さん演じるつばきは、清楚なお嬢様系なんだけど、複雑な家庭環境で育つ。

「 ヒーロー」の曲に合わせて クールでカッコ良く踊る姿に紙テープが飛びまくる。

小菅玲衣さん演じるせい子は、松田聖子のイメージでとにかく可愛いけど、

トイレに籠りがちで う〇こを連発しちゃう。勝気な性格。

「 青っぽい珊瑚礁」という曲でアイドルっぽく踊る。

「 青っぽい珊瑚礁」はCD化されていて、物販で販売しているのよ。

大勝かおりさん演じるリリーは、姉御肌で 着流しで艶やかに踊る。

六角と恋仲になるんだけど そのせいで苦しむことになる。

逞しい悲劇のヒロイン。クライマックスでリリーの涙を観たら こっちも泣いちゃうってば。

池本拓真さん演じる竜一は語り手。

凄く一生懸命で真面目な役で、

鶴松に弟子入りしに来るんだけど、劇場が閉館するまでを見守ることになる。

永石匠さん演じるポン太は、お調子者の弟子。

笑顔がメチャクチャ可愛い。

鶴松のあしらい方も慣れたものだけど、父親の具合が悪くなり、家業を継ぐため帰郷してしまう。

三野友華子さん演じるローズは、着物をビシッと着こなす しっかり者の支配人。

いつも金策に追われていて、キャッツ・アイのコスプレでお金を借りてくるのが最高。　

若かりし日に出版した写真集が気になる～。

オダワラジョーさん演じるシノは劇場業務全般を仕切る世話役。

全く怒らない優しい人。

いつもオダさんのサイコパス or 怖い演技ばかり観てきたせいで、

こんな穏やかな役もできるのか～と安心した。

そうそう、光は喋れない設定なので、

カーテンコールでは スマホのAI音声で挨拶した。

これは氣志團のホールツアー「推しの子分」でもお馴染みのスタイル。

冠仁さんとのツーショット。

昭和ダンディ感が凄い。

小菅玲衣さんとのツーショット。

昭和歌謡ショー感が凄い。

さて、一夜明けまして24日（金）14時の回。

今回のゲストは微熱DANJIの錦織純平。これまた私の推しメンである。

宣材写真がいつもこれなんだけど、何年前の写真かは謎。

現在は多少 ムチリモチリ感あり。

前説は三上さんとヒロキチさん。

今日は撮影が入るので、観客の反応が悪いと困るとの事。

私、3列目センター席を陣取ったからには、責任を持って盛り上げる所存でござる。

しかも、ちょいちょいブログに登場しているKISSES仲間、Kさん Rさんと並びの席。

Rさんいつも写真ありがとうございます。

昨日サイリウムが売り切れてしまった為、外組ロゴ入りのサイリウムは無し。

今日も1本100円で購入。

急遽ドン・キホーテで買ってきたのかなぁ。

そして今日もおひねり金メダル1000円を購入。

こちらはオダワラジョーさんブロマイド。3枚1000円也。

昭和感満載だよね～。浅草のマルベル堂で制作したものと思われる。

氣志團も以前マルベル堂でブロマイド制作したのだ。

既に昨日観ているので、笑いどころは分かっているのよ。

遠慮せず笑って、ダンスシーンは盛り上げるよね～。

つばきさんは たまたま真顔で映っちゃったけど、せい子ちゃんを冷たい目で見ている訳ではない。

せい子ちゃんはずっとアイドルポーズを決めてくれている。

そして日替わりゲストの錦織純平（ぺーやん）

本編では金持ちのボンボンという設定で登場して、会場をザワつかせた。

キモキャラの金持ちのボンボンが「面白いことをやった人にお金あげるよ。」

と言ってお札をチラつかせ 大人たちを翻弄する。

ローズさんの宍戸錠が傑作だった

生意気なボンボンはハリセンで叩かれる2秒前にハケたし。

せい子ちゃんが叩けなくて悔しそうだった。

ぺーやん、カーテンコールでは着替えてきちゃった。

ペーやんに絡むリリーさん、お茶目でカワイかった。

「やだ～、初対面なのに触らないで～。」とか言われちゃってたし、

人差し指合わせてE・T ポーズやっちゃったり。

この日は客出しにぺーやんが現れ、ビックリした。

三上さんに聞いたらゲストにおひねりメダルを掛けても良いとの事なので、

オダさんに掛けるつもりの金メダルをぺーやんに掛けてしまった。

オダさんにはまた明日金メダル差し上げま～す。

さて 土曜日の楽屋では、本番中 踊り子さんに投げる紙テープが足りなくなってしまい、

出演者も紙テープ作りをしていた。

私の家にも 木曜ソワレで投げた使用済み紙テープがあるけど、

勿体ないから もう一回巻き直して保管してある。

はい、三度来場、25日（土）18時の回。

今回のゲストは微熱DANJIの星屑輝矢。

彼のフォルムは昔から変わらない。

そして輝矢くんファンが多いので、最前列は桃組さんで埋め尽くされていた。

私は輝矢くんに失礼のないよう、ピンク系コーディネートで来た。

（輝矢くんのメンバーカラーはピンク）

今日は4列目センターに座り、大いに笑って盛り上げる所存である。

昨日に引き続き、Rさんと並びの席。

二人とも珍しいピンクコーデ。（Rさんは赤組 ）

前説は三上さんとヒロキチさん。

勿論今日もサイリウムを買ったわよ。

このエコバッグは会場限定のDVD予約特典。

昨日撮影が入っていたので、ぺーやんゲスト回がDVDになるのか三上さんに聞いたら、

ゲストシーンはどうなるか、未定だと言われた。

まぁ、ぺーやんが収録されなくても、メッチャ面白い芝居だからDVD予約したのだ。

そして今日はおひねりメダルを2個買った。

オダさんと、もう1個は未定。

今日はゲストに渡せないと物販で言われたけど、桃組さんは奇跡を期待して購入していた。

で、輝矢くんはこの恰好で登場。

子供クリニックの院長先生で、この界隈の健康診断で回診しているとのこと。

「どこか体調で気になるところはないか？」

とそれぞれに聞いていき、胡散臭い診察をする。

シノは口に手入れられて 上顎グイーって引っ張られてたし。（オダさんはイジられキャラである）

更には脳科学研究所の所長をやっていて、催眠術がかけられると言い、

全員に催眠術をかける。

女性陣を猫にして自分に懐かせたと思ったら、

男性陣を喧嘩っ早い猫にして喧嘩させてしまい、舞台は大騒ぎ。

最終的に救急車のサイレンが聞こえて、「俺の出番か？」と言って去っていった。

ポン太が猫になった瞬間、他の猫たちにジャンピングアタックしたのが凄かった。

ニコニコしている裏では激しい闘志を秘めているに違いない。

日に日に 合鴨の芝居がパワーアップしていて、もはや吉本新喜劇にしか見えない。

いや、コテコテのお笑いは大好きなので、思い切り笑っちゃったけどね～。

踊り子さんたちのダンスシーンでは、メッチャ盛り上がった。

ダンスが三者三様でそれぞれ素晴らしい

せい子ちゃんは歌も上手い 出演者全員登場してのバックダンサー最高

アフターイベントでは、つばき役の三浦さんが the クレイジークライマーショーで

ダンサーをやっていて、ちゃんと芝居するのは初挑戦というのに驚いた。

ローズ役の三野さんは、まさかキャッツ・アイのレオタード姿になると思わなかったとぼやく。

レオタードよくお似合いでしたわよ。キャッツ・アイ大好き。

終演後の客出しでは、やはり輝矢くんは出てこなかったので、桃組さんはガッカリ。

私はオダさんと リリー役の大勝かおりさんに おひねりメダルを差し上げました。

そしたらメッセージ付きの飴ちゃんを頂きました。

こういう心遣い、とっても素敵。♥️

とにかく大勝さんの演技が素晴らしかった。

涙が止まらない感動のクライマックスと、逞しくてカッコイイ女っぷりに惚れました。

三上さん演じる六角のクズ男っぷりも最高だったんだけど、

おひねりあげるならリリーさんでしょう。

ヒロキチさんの卒業公演だから

ヒロキチさんにメダル掛けようと思ったんだけど、

明日死ぬほどメダル掛けて貰えるだろうから遠慮しときました。

ヒロキチさん、本当にお疲れ様でした！

カッコ悪くて、カッコ良かったですよ。✨✨

そんなこんなで3日連続で観劇したけど、本当に楽しかった。

センター席で思う存分笑わせてもらいました～。

その後、浅草在住の友人夫婦と合流して、飲みに。

Pizzeria Romano e Marino

店名が長いので、このロゴに略されている。

食べ進めて写真を撮る事を忘れて慌てて撮ったの画。

地元での公演なのに、仕事が忙しくて一度も観に来られなかったK夫妻。

九劇から5分のところに住んでいる。

美味しいイタリアンのお店で、ピザはボリュームがあって香ばしい生地。

パスタは生麺を使っていてモチモチ。

閉店時間までお邪魔してました。

帰り道、こんなにスカイツリー近かったんか～い

東京在住なのに、未だにスカイツリーに行った事が無い。

そして気になる緑の箱。

緑のポスト！何これ

調べたところ、2019年に放送されたアニメ「さらざんまい」の聖地ということで、

キャラクターポストが設置されたとのこと。

浅草オモロいなぁ。

観光客だらけだから 敬遠しがちだけど、

レトロでモダンな建物が多いし、今度探検しに来ようっと。

さて、次回はまた書きたい衝動に駆られたら更新しま～す。

乞うご期待