経験しておいてよかった事

　やっぱり一人暮らし。
それも貧困生活で社内でも指折りの貧しさだったので
あれこれ工夫してしのいだ期間が時を経て現在も役に立っている。

テレビ無し、冷蔵庫無し、食卓無し、エアコン無し、扇風機無し、洗濯機も無し
あの当時の孤独感といったら形容の仕様が無い。
電話も無かったのでひたすらラジオを聞いて情報収集。
そんな私を当時一番気にかけて助けてくれたのは会社の仲間と
学生時代からの友達。
恩義は一生忘れない、無謀なのは幼少からだが２０代前半のうちに
何故か一人暮らしがしたかった。

おそらく私は孤独死という最期を迎えるだろうがそれまでにしておく
べき事も学べた。　親兄弟は他界、親族とも縁を切られた現在
私にしがらみは無い。