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報道か下衆か

2016年12月03日 02時48分52秒 | パンドラ(見てはならぬ)
 昨夜、痛々しいまでのアイドル事件を取り上げていた。
思えば1980年代が最も芸能人に対するマスコミの突撃が
酷かったのではないかとの記憶がよみがえって来た。

引退した歌手のゴミあさりを記事にした女性週刊誌。
芸能人の実家に上がり込む取材。
自殺現場でうつぶせの遺体とその周辺に血や脳みそが飛び散っている写真を堂々と掲載した写真週刊誌。
「ファンの方が知りたがっているから」との理由で何処へでも尾行は当たり前。
空港で殴られそうになった芸能リポーターも居たがあれも酷かった。
更に大女優の結婚報告で「婚前交渉はあったんですか?」とやらかした女性記者。
インタビュー中に幾度も「還暦とは思えない美しさですね」以後もしつこいくらいに
「還暦」と繰り返しインタビュー打ち切りになった件もあり。

かと思えば昨日の小池知事への質問でつっかえながら「、大山鳴動、ねずみ…」と
聞いたいい年した新聞記者。
今後は記者会見でも質問者へカメラを向けて特定出来る様にする事を望む。

ロス五輪の前の取材合戦も酷かった。
練習にも口出しをしてもはや競技どころじゃなくなってしまったメダル候補。
瀬古さんがソウル五輪選考会前に足を骨折したのは位置取りを無視したカメラマンのせいだと
は報道されていないが知る人ぞ知る事実である。

静香姫が追っかけの車に足蹴りを喰らわしたのは爽快だった
報道に携わる者として戦場カメラマンの様に命を張る人も居れば
でっち上げ記事で何でも書き得とおつむが逝ってしまっているのも居るわけで
ネットがこれだけ普及している時代に淘汰されていく現象が何なのか?
せめて悪貨は良貨を駆逐する、と同様な方向へ行かない様に願うばかりである。

安らかにお眠りあれ、KSさん

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