少しづつ

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禁じられた技術

2022年02月12日 01時27分06秒 | 五輪
平泳ぎの場合
1954年の日本選手権水泳競技大会100m平泳ぎで日本新記録で木村基が優勝、その後大阪の国際水上100m平泳ぎでも世界新記録(長水路世界最高記録)で優勝、200mも優勝した。1955年には古川勝が世界新記録を樹立、1956年メルボルンオリンピックで金メダル獲得といった活躍をする。このメルボルンオリンピック200m平泳ぎでは吉村昌弘が銀メダルを獲得している。

しかし、メルボルンオリンピック直後に国際水泳連盟はルールを改正し、スタート、ターン後のひと掻きひと蹴りとゴール前のひと掻きを除いて平泳ぎでの潜水を禁止した。  

高橋繁浩氏
1978年 第18回サンタクララ国際水泳競技大会に出場し、100m・200m平泳ぎでその年の世界最高(1分4秒13・2分17秒81(日本新、世界歴代4位[)をマークして優勝。世界ランキング1位となり、「田口二世」の期待が集まる。
1980年 中京大学に入学、同年に1980年モスクワオリンピック選考会で泳法違反となる(身体の一部が水面から出ていないとの理由でフォーム改造を余儀なくされてしまい、以降伸び悩み)

背泳ぎ
1988年、ソウル五輪男子100m背泳ぎで鈴木大地選手がバサロ泳法で金メダルを獲得
鈴木大地選手の優勝から、世界水泳連盟では潜水泳法(バサロ)を、15mまでに制限するとルールを変更

体操競技
1960年ローマ五輪から男子団体はメダルを大量に獲得、なかでもミュンヘン五輪では
団体金メダルを獲得したのみならず個人総合、鉄棒、平行棒で金銀銅を日本選手が独占
床運動とあん馬は銀、銅  つり輪で銀、銅メダルを獲得 
次回のモントリオール五輪からは各国個人総合と種目別では2人までしか出られない様にルール変更

現在開催中の冬季五輪でもスキージャンプ板の長さ制限など、理不尽なルール改訂が繰り返されている

その度に「日本選手は文句も言わず結果を出し続けているのが美徳なんですよ」としたり顔でのたもう訳知りコメンテーター共
バカとしか言い様が無い


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