ゆめ

　また悪い夢を見た
いつの間にか悪徳商法を集団で聞いている群集の中に居て
途中から（あきらかにこれは例の手口だ）と気付いた
皆も同じだったらしく、一斉に逃げ出したが途中で言いがかりの
罵声が飛んできて必死に逃げまくった

ネジ一本無くなっても莫大な弁償金を請求される、待ち構えている
手先達

その隙間を掻い潜って必死に逃げた、出口でも因縁をつけやすい
様な配置がしてありこれはミエミエだったので咄嗟に避けた

中学の同級生まで出て来て引きづりこもうとされたが実際には
卒業時に一番自分を慮ってくれた人、バカにするのもいい加減にしろ

しつこい電話の音、胸苦しさ

目が覚めたら現実らしい悪夢よりもっと悲惨な日々に轢きづり戻された