WAY TO HELL

　たまにはてめぇの事でも書くか

我には２７歳で親兄弟は皆死に絶えた。血脈的に早死にの家系
なのでいまだに生き残っている自分は鬼っ子なのだろう

これまで幾度も死んでおかしくないまに合って来たのに

姉は生後３日で亡くなった、賢明なことだと思う
母が死んだのは新聞の夕刊で知った、今でも（こんなガキが生まれて
きてしまい申し訳ありません）との想いしかない

父はいわゆるポックリ病、月曜の朝に突然死
鹿児島から単身送り出されて相当なプレッシャーだったことだったでしょう
それでも必死に勉強してマスオさん状態ながらも家庭を持って
しかしやがて家庭崩壊
それでも子供を引き取り育ててくれた、自分にこんなガキが居たら
母方のやったようにデパートへ捨てようとしたかもしれない

高い養育費を出して育ててもこのザマでは早めに亡くなったのがせめて
もの救いだったのだろう

地獄への道は善意で固められている

何が人間は皆平等だ、いらない命なんて無いわけないだろうが
私の様な劣勢遺伝子は後世に一ミクロンたりとも残してはいけない

生物として不適合なのである、意識生命体としてこの個体で何としてでも
途絶えさせないといけない

この頃よく両親、姉のことを思う