何やら騒がれているのでミーハー気分で昨日、１２時５分都庁へ行って都議会を傍聴したいと訪ねてみた。
展望台のある向かいの建物へ案内されたのだがすでに行列。
書類に必要事項を書いて受付へ行ったらもう席は一杯でガラス越し
での見学になりますと職員さんが丁寧に教えてくれた。
折角来たので了解して７階へ。
テレビ局のカメラがリハをしており、おそらく全局居たと思う。
１３時少し前に傍聴券を持っている人達が議場に入って行ったので
ガラス越しの真ん中で見る位置に移動。
外では抗議の団体が何やら声を挙げており、空には真一文字の虹。
テレビや新聞社の人達は見学者に声を掛けてインタビュー。
私はいわゆる強面なので誰も寄り付かない。
さてさて、いざ議会が始まりまずは熊本地震で亡くなった方々へ
全員規律で黙祷。
いよいよ都知事の所信表明、謝罪に続いて早口でオリンピックなど
の方針を原稿棒読みでこれが２０数分続いただろうか
で、都知事の演説が終わったと思ったら間髪入れずに何やら
「ぎちょ～～～」と他の議員が何やら２日から６日まで議会の休会を
求めると。
議長があっという間に「ご異議ありませんか」
一部の議員どもから「異議無し」と声が上がるとこれまた
「異議無しと認めます」と議長が宣言して散会。
早い人は朝の9時から並んで居たとかだったが中で傍聴されていた
人達も（こんなもんなの？）とあっけに取られた様子で拍子抜けの
面持ちでエレベーター前が満杯になった。
数人の声を聴いたが「あれのどこが納得するんだよ」
「やっぱり人間本質は変わらないな」など。
本来、都民はもっと前から都議会を傍聴していれば昨日のような
場合は大人しき羊のごとくすごすご帰途に付くことは無かっただろう。
平日の昼間なのでサービス業の人以外は高齢者が目付け役でもっと
関心を持ち傍聴していくべきだと感じた。
ま、子供達へは
「お勉強しないとあぁいう風に面の皮厚くやり過ごせないんだよ」と
良い教訓になるだろう。
