更生出来るかな

　ここ数日、日本各地で地震が頻発しているので改めて
日々の注意を怠らぬ様に。
さて、地の神がお怒りなのは庶民感覚とはあまりにかけ離れた
司法の裁きなのかとも思ってしまう。

弁護士先生の言う事には
「事件の特殊性を鑑みて今後、同様な事件を起こさない様に加害者の
生育家庭や環境を十分調査して」だと。

だったらサカキバラは更生したか？遡れば戦後すぐの頃に銭湯で見かけた
少年を自宅に連れ込んで殺害、解体。目玉をホルマリンづけにした事件は
後に活かされているのか？　川沿いで同級生の生首をサッカーボールにして
遊んでいたケースはなど、表沙汰になっているだけでもまだまだ浮かびあがる。

では、終身刑となった場合はどうかというと。
大体２０～３０年程度でシャバに出て来るらしい。
被告は釈放されたら浦島太郎状態、洋画「ショーシャンクの空に」
５０年塀の中で過ごしていた高齢受刑者が仮釈放で世間にいきなり放り出されるが
とてもじゃないが適応出来ずに最期は首を吊ってしまう描写がある。

いずれにしても悲惨な道が待っているだろうが、もっと気に掛けねばならないのは
被害者家族と裁判員制度。
一審で死刑求刑でも高裁、最高裁で結局覆される。
庶民感覚を取り入れる画期的制度だと自画自賛しているが振り回される当事者達は
たまったもんじゃないだろう。

ご遺体を線路にわざわざ置いて列車に轢かせてまだ控訴って勉強ばっかりして
口では「私も個人的には云々」と言いながらとんでもないところまで足を踏み入れて
いるという事に気付くことはないのだろう。自分の家族が同様の目に合わない限り