名乗らぬ勇者とバカの演出

たまたまつけたテレビで個人で遺骨収集をやっておられる方のドキュメンタリーを
していた。
戦友が命を掛けて盾となり助けられた恩を忘れず、自費を投じて戦地だった場所へ
赴き遺骨収集をされていた方だった。

その方が言われた言葉
「日本の国は日本人が守らなければならない」

アイドルグループの一人が一応担当だったらしくインタビューなどしていた
その際、遺族の方との対面などもあったのだが

最後に何処の低脳が考えたのか遺骨収集をされていた方からの募金ですとガラス瓶に
１００円玉を入れたものを寄付させる演出
それまでの紹介映像を見て、アホディレクターだか何だか知らないが
「よし、これで最後に募金のパフォーマンスさせて感動させちゃうよん」とでも
思いついたのだろうか

それまで個人ですべて投げ打って遺骨収集をして来られた方にあの場で募金PRを
させる神経が判らない

申し訳無くないのか、恥ずかしくないのか

一般庶民、子供達からお涙頂戴での徴収はこれからもあのテレビ局が無くならない限り
続くのだろう

私達はこれだけやっていますと臆面も無くしゃしゃり出る存在

個人の想いで誰にアピールする事も無く黙々と行動する勇者

嗚呼情けない…