菌で育てるブルーベリー

渓流の記事ですが年令で釣行回数が減少し、茸の菌や、菌根菌で育つ
畑の画像を紹介します。

ブルーベリーの剪定

2021年03月15日 | ブルーベリー園
68歳の誕生日にブルーベリーの選定をした。根元に昨年から発生した新徒長枝が20本くらい出ているが、この内2本位残し全て切ってしまう・・と共に、古い太い主幹も2~3本根元10㎝上で切り落とす。主幹の中間で2年前位で分枝した場所・迷わず古い枝の方をカット・新陳代謝が重要で育て方の技。切り落とし後最初の樹姿がこんなにさっぱりした樹姿に・・
この思い切った切り落としが翌年の新徒長枝を作り出し、より若い枝に着果させるのがポイントになる。3月15日、開花前に今シーズンの初出荷・バースデイプレゼントです。


ガーデニングの春です

2021年03月01日 | ブルーベリー園
ブルーベリー10年樹(1・2m)成木の移植からスタート・直径1m×深さ15㎝の穴掘りから
秋に拾った落ち葉を掘った穴が埋まる様広げる。
落ち葉の上にピートモス+畑土を蒔く
・その上にブルーベリーを置き再び落ち葉を掛け、その上にピートモス+畑土を混ぜながら掛けて埋める。
木材会社から仕入れて2年間畑に積んで在ったチップでマルチングで完了。
チップを掘り起こすと大量のカブト虫の幼虫が現れる・ガーデニングの春です♪

独り言

2020年08月13日 | ブルーベリー園
長い間ブログに向かえず、久しぶりの独り言だ・・・ブルーベリーの収穫季+後片付+草刈りの2カ月間は他の事は何も出来ない生活をもう40年も営んでいる。特に今年は、ニュースでも報じられた、土砂災害で一時孤立状態となった集落に我が農園は有るのだ。収穫最中の7/10と収穫後期7/26に草刈り・きょう8/12、草は40㎝に成長している。
草刈機はこのグルガリと言う名称。刃の代わりにビニールロープの回転で葉っぱを吹き飛ばすのだ。ブルーベリーの木を切断させないための道具だ。デメリットは地面をロープで叩くので、容赦なく小石や、切った草が自分に跳ね返るので危険・よって防ぎょ服や眼鏡を着用・・・だがこの猛暑だ~作物は自生では無く共生だと思う・甘さだけなら砂糖・辛さは塩を使えば良いが、うま味は何なのだ?ブルーベリーが取得するべき養分をこの草に横取りされるが、園内に吹き飛ばされた草が有機質だ・その栄養原をブルーベリーの果実の為に樹が取り込み・やがて微生物が生まれ菌根菌が発生・翌年ブルーベリーと共生する・・・実はこの草刈りこそ美味い果実作りのテクニックだと自分に言い聞かせて作業しています。枯葉剤を使ってしまったら栄養になるのだろうか・・・?ラビットアイ系のティフブルーが、むく鳥の襲撃の為、熟せず樹に付いている・・・この憎らしい鳥達も共生の為の働きをしているのだろうか・・・

ブルーベリーと菌

2020年01月02日 | ブルーベリー園
令和2年、絶滅状態の渓流魚の情報記は罪悪と思い、方向性を山の菌・(菌とブルーベリー、菌と松茸)の記事を中心に投稿します。 12月に入って軽トラ30杯以上運び入れました。  凍結防止剤が撒かれない・車が走らない・落葉樹が多い林道をセレクトし、 竹ボーキ・角スコップなどで落ち葉を集め山にし、そこにトラックを近づけて載せます。 満杯になるまで3時間掛かります。 日中2杯が限界ですが、キャップライトで夜中まで作業し3杯入れる事も有ります。 この作業をひたすら20年以上続けています・・・

落ち葉を入れ始めた頃は、(有機物でのマルチング)+(腐葉土)程度の認識で行っていましたが、3年前から日本ブルーベリー協会員になって、シンポジュームに参加して、東京農工大学の研究発表から(ブルーベリーと菌根菌)の関係性を学ぶ事で、菌作りがモーストである事に自信が出て来て、栽培方法も少しづつ変えています。 3年前まではこの様に落ち葉を広げ、風で何処かに飛んで行ってしまわない様、木材チップを上に掛けておきました。

現在はこの様に、根の周辺を20㎝の深さで堀り、その穴に落ち葉を5㎝高くなる様に積み、土をほぐしながら掛けて行くと沈んで行くので、グランドレベルになるまで土を掛けます。こうする事で腐敗が早まり、微生物が発生します。これが菌根菌に成長してブルーベリーの栄養源となって行きます。 春ー夏ー秋に進むにつれ落ち葉を入れた位置は沈んでしまうので、周りの土を寄せ、平面にして行きます。 落ち葉農法のきっかけは、何年も落ち葉を摘んでいた場所から、瓜系の苗が発芽し、成長を見守るとプリンスメロンの苗だと分かりました。さらに成長しての驚きは、今まで店先でも、写真でも見た事が無い(サッカーボール)大きさでした。 何回かプリンス系は自家用で栽培し食べていましたが、大きくてもソフトボール玉を少し大きくした程度でした。 菌根の知識を少しかじった今思う事は、何年間にも積み重ねた落ち葉で出来上がった菌根菌の中で発芽した植物は、その環境で育ててやる事が、ベスト⁉ その後何年も挑戦するも、二度と同じ様に完成していません
 

ブルーベリーの剪定

2018年04月08日 | ブルーベリー園
暖かくなってきた3月下旬、何時もの様にブルーベリーの選定を行う。ジャージ30年樹・今年は大粒の果実にするために思いっ切った若返りを試して見た。(剪定前)全体の枝からは70%は剪定し、老木の太い木は主軸木のみとした。果実も70%減にならない様に良質な花芽を重点的に残す選定方法で行う・・・基本、日を当てるのが中心)(剪定後)今年は収穫が早まりそうで、開花は昨年よりかなり早い感じだ・6月20日頃再びこの様な実が付く事を想像しながら、これから毎日園に足を運ぶ♪