美山たそがれメール

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たそがれ世代のおばちゃんのブログです。

早朝の出発 ドイツ帰国の途に

2019年07月17日 | 日記
今朝は4時過ぎに起きた。電話がなった。MK の運転集から場所の
問い合わせ。説明したが本当にわかっているか心配だった。我が家は
丘の上の一軒家で見つけにくい。私は4時半に集落の交差点近くまで
歩いて行った。4時40分ごろヘッドライトを点けたワンボックスカーが
見えた。手をあげて誘導。家まで乗せてもらう。坂道が細いので躊躇されたが
丘の上は広いと説明して家まで上がってもらった。

玄関前には大きな荷物が7個ほど積み上げられていた。
ライナーさんに迎えの車が来たことを告げる。あっという間に荷物の積み込みが
終わり、ひろ子さんも出てきて車に乗った。朝の苦手の夫も見送りに出てきた。
See you again 「ありがとう。さようなら」の言葉を残して車は坂道を
下って行った。40日近く滞在していたのに涙も出なく感傷的にもならなかった。
その大きな原因の一つは、いつでも海外に行けることにある。ドイツのジュッセルドルフ
までも12時間で行ける。関空10時40分 ジュッセルドルフには日本時間で夜の
11時前には着く。到着確認のメールだけしてと言った。

映像プロデューサーのライナーさんは穏やかで、毎朝外で堅いドイツパンと
自分で点てたコーヒーを飲んでいた。几帳面で掃除も好きだった。ハード
スケジュールの撮影でも疲れていなかった。アシスタントのひろ子さんに
聞くと全部自分の胸におさめているのよとも言っていた。
この過疎の田舎で生きている人たちのドキュメントに仕上げるそうだが
いい作品になることを祈るだけだ。