マルモッタン美術館
美術史家ポール・マルモッタンのコレクションを元に1932年創立された。
当時は主にルネサンス時代の美術品が展示されていたが、1950年 印象派の作品が寄贈されたことで イメージが一新された。
特にモネの作品が多く収蔵され、印象派の名の由来ともなった 「印象・日の出」が展示されている。
オランジュリー美術館と共に行ってみたかった所です。 今日は娘と別行動、一人で出かけてみました。
1階は、絵画やタペストリーなど ルネサンス時代の美術工芸品が展示されていますが、さらりと目を通してお待ちかねの地下階へ。
階段を降り最初に目に飛び込んで来たのは
「印象・日の出」
朝もやの中に、今昇り始めた朱色の太陽
ゆらゆらと輝きこの世界を照らし始めているその情景、 余分なものを省いた筆使いは、見る者の目を釘づけにしてしまいます。
内面にまで深く情景が焼き付けられる、そんな作品です。モネ38歳の作品。
この美術館は、町外れにあるためか来館者が少なく、 ベンチに座り、ゆっくり好きなだけ見ることができました。睡蓮をモチーフにした絵も何点かあり、モネを堪能することができる美術館でした。