おはようございます。藤井八冠達成のニュースを聞き巷では
大騒ぎ。何といっても平和な国に生れて幸福だと感じます。
地味で目立たない愛知地区では一夜にして人気急上昇だろう?
そこで、常に紛争が終わらない中東の国・ガザ地区での空爆を
お勉強したいと思います。報道を聞いていても全く分からない。
その昔に国際ジャーナリスト落合信彦氏の本で読みましたが
全く記憶にない。気力と目の衰えで今更ながら...です。
ガザ地区の地図をネットから拝借
簡単に言えば、ガザ地区はパレスチナ国の飛び地での村ですが
その周りはイスラエルが統治しています。
ガザの面積は、東京の6割程度の約360 km2非常に小さく狭い。
人口は、220万人でパレスチナ難民の子孫。
産業は綿花ですが経済的には非常に苦しい。失業率は50%?
歴史的に見ると複雑すぎて良く分からない。エジプト・アッシリア・
バビロニア・マケドニア・オスマン・イスラエル等の争奪戦争に
巻き込まれてユダヤ人迫害への避難地だったのでしょうか?
なので、コンクリートの塀で囲まれた監獄の様な所というのが
妥当だと思います。イスラエルは完全に封鎖して壁の外に
出ることは禁止。また、南のエジプトとの国境でも同様です。
「天井のない監獄=Open-Air Prison」とも呼ばれている為に
孤立無援の状況です。本家のパレスチナ国はイスラエルの
東部にあります。ハマスが独裁的に武力で、勝手に独立した
ガザとは無関係と主張しているらしい?
そこで、米国は常にイスラエルの後押しをしている。
これを世界では不可解だと反発している国も多い。
特に国際的に批判が多いのは、電力・燃料・医療・生活水
等をイスラエルが制限している。ガザ沿岸は海水汚染が
酷く遊泳禁止レベルだと言われています。劣悪な環境。
そこで、イスラム原理主義者ハマスが密かに空爆を開始。
これに対して、イスラエルは報復としてガザ地区への
激しい空爆を展開し、更に地上作戦を開始する模様です。
問題なのはガザ住民はどうなのか?このハマスの行動に反対
のデモが起きている様です。しかし、イスラエルは区別が
付きませんから狭い国土に向かって爆撃が継続している。
このハマスは対抗措置として世界各国の人質をとっている
ことが非常に深刻な問題です。脅しの外交が通じるのか?
先の見えない戦いは終わりがあるのか?判断は難しい。
日本人的に考えると、国籍・民族を超えてみんなで仲良く共存
しましょうね?というのが全く通じない怨念と遺恨の連鎖で
終ることがない状況に陥っている。
要はどちらも正しくどちらも間違っている。判断不能ですから
「ウクライナ vs ロシア」の場合とは大きく違うと思います。
そこに群がる米国・ロシア・中国などが間接的であっても
関与すると更に複雑化して、第三次世界大戦への火種になる
かも知れないという危機感があります。中東の火薬庫?
ただ言えることは、ハマスだけが狂気の世界。