かつての日本は「ものづくり大国」30年ほど前は株式時価
総額ランキング10位内に7社も日本企業が占めていた。
最近の傾向はトップ10内に日本企業の名前は見当たらない。
トヨタが39位にランクインしているのみ。全く落胆です。
先進国の中で際立って生産性も賃金も幸福度も低い?
1964年は飛躍した年などではなく「衰退」がスタートした
ターニングポイントだった様です。よう知らんけど?
著名な経済専門家曰く...(こんな感じだと言う)
衰退する会社の特徴
優良な物つくり現場は、従業員のチームワークでした。
その技術も外国に移り現地生産に変わり、国内は空洞です。
殆どが、中国に吸い取られてしまった。実に残念です。
要は、最もやってはいけない価格で勝負する。この経営が
大きな曲がり角に行きついた。そこで問題が発生したのが
検査部門の不正です。全く情けないの一言です。
基本は....(最近は不正が多い?)
製造の品質作りの能力が高く、社会や顧客の許容範囲に
対して十分に厳しい。検査不合格品を合格と虚偽申告する
ことを許さない。実際の品質不良は発生しない努力です。
どうもこの点が置き去りとなり、結局リコールによって
商品コストが高くなり不採算となる傾向が強い。
やはり企業のコンプライアンスの低下、経営首脳陣の怠慢?
少し昔の考え方とまったく変わってきた感じがする。
報道によると、日産は、世界で9千人の人員削減をすると発表。
逃亡したカルロスゴーンは何処に行ったのか?コストカッターは
バッタバッタと鋭い切れ味で利益優先で無理やり復活させた。
しかし、その後は、営業利益が前年同期比90.2%減の329億円。
体質は変わることなく業績の不振が続いている。いったい何が
問題なのか?非常に残念に思います。
戦略計画でハイブリッド車に弱い。SUVも稼げるモデルがない。
商品開発力の低下と、市場動向を予測する力が劣化している。
過去の人員整理で優秀な人財は見つからないのだろうか?
北米事業が上手くいってない。円安はドル建ての赤字額が円換算
で相当に膨らむ。EV化することによって工程が1000近く減少予測。
またもや早期退職者を募ることになるでしょうか?
日本は、既に有名な企業が次々と脱落していく姿は非常に悲しい。
誰かこの難局を救ってくれる勇者は居ないのか?沈む太陽?
是非とも頑張って欲しいと思います。淋しい冬の朝の実感です。