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まずは何をしよう

登山稜線ルート上での日焼け防止「手っ甲の自作」2024/07/26

登山稜線ルート上での日焼け防止「手っ甲の自作」
2024/07/26
 登山中の日焼け対策について記述する。
 稜線を歩く時に、如何に陽から身体を守るか神経を使いながら歩いていたが取りあえず本対策で頭の中にあるアイデアは出し尽くした感じなので纏めてみたい。
 今回は手の甲を日焼けから守る手袋を自作したので簡単に記述してみる事とする。
*以下、全文は個人的見解である。

ー----- 目次 ー-----

日焼け止めクリームを私が使わない訳
稜線を歩いていると身体はどうなるの?
手っ甲の自作
腕の日除けカバー
顔・首回りの日焼けカバー
最後に


《日焼け止めクリームを私が使わない訳》
 日焼け止めクリームの長所/短所を列記してみると、最大の欠点は熱中症対策にならないと私は思っているので、陽から身体を守る対策が基本となる。
【長所】
・持ち運びが便利で身体の何処にでも対応できる
・皮膚が外気にさらされているので通気性は100%

【短所】
・何度か塗布しなければならない
・肌に直接日が差し込むので暑さを感じやすい ⇐熱中症対策にはならないのではと私は思っている

《稜線を歩いていると身体はどうなるの?》

 森林限界を超えた稜線では日陰がなく全身が陽に照らされる。
【手の甲を日焼け】
 意外と皆さん無防備なところが手の甲にあたります。半日歩いていると水ぶくれが汗で浮いて来るぐらいに日焼けをします。手の甲は元々皮が厚いの下山して数日で直りますが…… 気になります!

 今回は、本対策がテーマとなります。

【耳の外周を日焼け】
 キャップ帽で歩いていると無防備な耳も黒焦げに焼けます。最近では、日除けカバーが付いている帽子を利用されている方が多いので、耳の日除けカバーにもなっている。

【うなじを日焼け】
 うなじも日焼けする部分ですが、帽子に付随している日除けカバーで保護される。後は、首にタオルを巻いてカバー出来ますね!

【肌が露出している部分の日除け】
 顔、手足の露出している部分は焼けるので対策が必要です。

手っ甲の自作》
 スポーツ売り場で手っ甲を探したら……
ありましたね! 4千円程の値段で内側にごっついパッドが付いていたので購入を辞めて自作を考えました。
 名案が浮かんできました。家庭菜園で使い古してお払い箱になった手袋を加工することにしました。家庭菜園で、ある程度使うと指先に穴が開き使えなくなるので、その指先をカットして登山用の手っ甲としました。(少しでも穴が開くと土が入り込むのでお払い箱となります)

 そのお払い箱の手袋が下記写真です。


 作業は簡単で、ハサミで手袋・指の第2関節あたりで切断するだけです。
第2関節から先は、歩行中は軽く握っている感じになっているので陽が当たりにくくなっているのでカバーは不要といった考え方を元にしています。
 それと、指先の通気性を考慮してカットしています。


装着すると


以上、これで終了です。バックパックの前のポケットに入れておけば何時でも使用できます。
 原価はゼロ円で、作業時間は5分かな

《腕の日除けカバー》
 腕の日除けカバーは、市販品の「腕カバー(アームカバー)」を使用しています。Tシャツから露出している腕を腕首まで覆うアームカバーです。脱着がすこぶる楽なのと、バックパックの前ポケットに入れておけば何時でも使用できます。沢などで洗うことも用意ですね!
 このアームカバーと今回自作の手っ甲で腕の日焼け対策はバッチリとなります。
 アームカバーは、夏のテニスで女性(特に年配の方なら絶対…… 笑い)が付けてプレーをしている光景をよくみますが、それが該当品です。
 因みに、私は白色を使用しています。


《顔・首回りの日焼けカバー》
 これは、まさしく……
家庭菜園の私の姿で稜線歩きをしていると言えるでしょう。凄く格好が悪いが、暑さと熱中症対策には欠かせないと……
「背に腹はかえられない!」
ズバリそうです。
タオル一本で対策できます。その手順は
・キャップ帽をかぶります
・その上から、姉さんかぶりでタオルを掛ける
以上です。

 姉さんかぶりとは、頭にタオルを乗せた状態で
タオルの上側になる両端同士を結ぶだけです。従って、タオルの下側に当たる部分は、垂れ下がり……
耳・うなじを覆い被さるように隠すことになります。帽子の庇とコラボして、左右の頬も隠すので鼻先も紫外線から守られると思います。
 写真がないのが残念ですが、頭のてっぺんは帽子がカバーするので出来るだけタオルを左右に垂らすのが陽射しから守るポイントです。
帽子に日除けカバーの編み目の布が付いているのがありますが、比べてみて下さい。
《最後に》
 人目を気にしない年齢になったのかと書きながら思いましたが、やはり年齢に関係なく陽に直接当たることは健康を考えると一番の対応手段だと思う。今回の日除け対策はコンパクトに纏められるところもポイントだ!
    手袋、アームカバー、タオル
だけで脱着も用意である。人目を気にするところだったら、タオルを素早く外せば良いことだ。
最後に心掛けていることは、
朝の陽が上がる前の早出が
一番の熱中症対策・日焼け対策だろう!



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