こんにちは。住宅アドバイザーの三十三です。
いつもご訪問してくださりありがとうございます。
今回は「家事を手助けしてくれる住まい前編」です。
ひと目で「住みたい!住んでみたい!!」
直感でそう感じていただける住まいのご提案を目指しています。
家事をみつめる住まいづくりは暮らしが快適になると言われています。それは、自宅と職場との往復だけでは、快適だった暮らしが、いづれ行き詰まるからです。それだけ家事は暮らしに直結する重要な仕事です。
家事室のある住まい。
はじめに、家事を整理してみます。
①掃除・片付け
②洗濯・物干し
③お買い物・料理・食器洗い
④アイロンがけ・裁縫
【①掃除・片付け】
ひと口に掃除と言っても、毎日する掃除と必要な時にする掃除とに分かれます。
毎日する掃除は掃除機がけ、ダイニングテーブルの拭き掃除、お風呂洗いなどで、必要な時にする掃除は、台所のコンロ回りや換気扇、トイレ、窓ガラスや網戸、玄関の土間、庭の落ち葉や草むしり。洗濯槽やエアコンのフィルターなどでしょうか。
ちょっとした工夫で掃除は劇的にはかどります。掃除しやすい床や壁と住宅設備の導入。ほこりの出にくい寝具、掃除機がけしやすい家具配置などがそれにあたります。掃除できない窓は論外ですが、室内用の換気扇や照明器具は、せめて踏み台に乗って手が届く高さにとどめておきたいものです。また、室内の色は、濃い色より淡い色のほうが汚れ落ちが分かりやすく、ロボット掃除機やコードレス掃除機用のコンセントの検討など、ささいなことでも効果的です。
片付けは収納スペースの棚やサイズなど、その作り込みを考えがちですが、暮らしぶりの変化に柔軟に対応できるように、できるだけシンプルにするほうが、結果的に賢く片付けることができます。
【②洗濯・物干し】
洗濯は、洗濯機に洗濯物をほうり込んでおしまい。ではありません。乾燥機では傷む衣類は干さなければなりませんし、干す前に物干し竿の汚れを雑巾でふき取る作業も伴います。そして、取り込んでたたみ、クローゼットへ仕舞うまで、その道のりは長いのです。ドロ汚れはつけおき洗いや手洗い、トイレや洗面所のタオルは毎日交換、時にはシーツや枕カバー、お子さんの上履き・・・。考えただけでも目が回りそうです。天気が良ければ布団干しも・・・。
洗濯の一連の流れがスムーズであれば、大幅に時間が短縮されます。ジャブジャブ洗える洗濯用流しの設置。天候に左右されない物干しスペースには、強力に除湿するエアコンが頼りになります。楽な姿勢でたためる作業台もあると助かります。また、窓から洗濯物が丸見えにならないのもポイントです。洗濯は一日がかりなので、他の家事作業と同時進行です。できれば、キッチンと同じ階に洗濯用の家事室があると、それだけで負担は減ります。
布団は天気のいい日に一気に干したいものです。寝室の東、南側には、布団を干せるバルコニーがあると便利ですが、掛布団、毛布、敷布団をいちどに干すと、幅3.5mにもなり、それが4セット(4人)ともなれば、14mの長さにもなります。布団干しは重労働なので、できるだけ軽快に干せるようにゆとりある長さと奥行きにしたいものです。
屋外の物干しスペースには屋根があると突然の雨でも安心です。部屋が暗くならず、積雪にも配慮して設置すると良いでしょう。
いかがでしたでしょうか。
家事を手助けしてくれる住まい。完成が待ち遠しくなりますね。
後編に続きます。
最後までお読みくださりありがとうございます。
他のブログも家づくりにご参考になれば嬉しく思います。
それではまた。
ご訪問ありがとうございました。
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家事をみつめる住まいづくりは暮らしが快適になると言われています。それは、自宅と職場との往復だけでは、快適だった暮らしが、いづれ行き詰まるからです。それだけ家事は暮らしに直結する重要な仕事です。
家事室のある住まい。
はじめに、家事を整理してみます。
①掃除・片付け
②洗濯・物干し
③お買い物・料理・食器洗い
④アイロンがけ・裁縫
【①掃除・片付け】
ひと口に掃除と言っても、毎日する掃除と必要な時にする掃除とに分かれます。
毎日する掃除は掃除機がけ、ダイニングテーブルの拭き掃除、お風呂洗いなどで、必要な時にする掃除は、台所のコンロ回りや換気扇、トイレ、窓ガラスや網戸、玄関の土間、庭の落ち葉や草むしり。洗濯槽やエアコンのフィルターなどでしょうか。
ちょっとした工夫で掃除は劇的にはかどります。掃除しやすい床や壁と住宅設備の導入。ほこりの出にくい寝具、掃除機がけしやすい家具配置などがそれにあたります。掃除できない窓は論外ですが、室内用の換気扇や照明器具は、せめて踏み台に乗って手が届く高さにとどめておきたいものです。また、室内の色は、濃い色より淡い色のほうが汚れ落ちが分かりやすく、ロボット掃除機やコードレス掃除機用のコンセントの検討など、ささいなことでも効果的です。
片付けは収納スペースの棚やサイズなど、その作り込みを考えがちですが、暮らしぶりの変化に柔軟に対応できるように、できるだけシンプルにするほうが、結果的に賢く片付けることができます。
【②洗濯・物干し】
洗濯は、洗濯機に洗濯物をほうり込んでおしまい。ではありません。乾燥機では傷む衣類は干さなければなりませんし、干す前に物干し竿の汚れを雑巾でふき取る作業も伴います。そして、取り込んでたたみ、クローゼットへ仕舞うまで、その道のりは長いのです。ドロ汚れはつけおき洗いや手洗い、トイレや洗面所のタオルは毎日交換、時にはシーツや枕カバー、お子さんの上履き・・・。考えただけでも目が回りそうです。天気が良ければ布団干しも・・・。
洗濯の一連の流れがスムーズであれば、大幅に時間が短縮されます。ジャブジャブ洗える洗濯用流しの設置。天候に左右されない物干しスペースには、強力に除湿するエアコンが頼りになります。楽な姿勢でたためる作業台もあると助かります。また、窓から洗濯物が丸見えにならないのもポイントです。洗濯は一日がかりなので、他の家事作業と同時進行です。できれば、キッチンと同じ階に洗濯用の家事室があると、それだけで負担は減ります。
布団は天気のいい日に一気に干したいものです。寝室の東、南側には、布団を干せるバルコニーがあると便利ですが、掛布団、毛布、敷布団をいちどに干すと、幅3.5mにもなり、それが4セット(4人)ともなれば、14mの長さにもなります。布団干しは重労働なので、できるだけ軽快に干せるようにゆとりある長さと奥行きにしたいものです。
屋外の物干しスペースには屋根があると突然の雨でも安心です。部屋が暗くならず、積雪にも配慮して設置すると良いでしょう。
いかがでしたでしょうか。
家事を手助けしてくれる住まい。完成が待ち遠しくなりますね。
後編に続きます。
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