![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5f/b7/fb98e4a17873186af3409b6a76316e2c.jpg)
こんにちは。住宅アドバイザーの三十三です。
いつもご訪問してくださりありがとうございます。
今回は「本当に火災保険で修理できるの?」というお話です。
まずは、この度の台風、豪雨被害に遭われた方へ心よりお見舞い申し上げ、一日も早い復興をお祈り申し上げます。
家を建てる前に気に留めておくべきこと・・・。それは、
①住宅ローンの返済への貯えをすること
②メンテナンスの積み立てをすること
主にこの2つですが、それに加えて今では、
③自然災害に備える
ことも重要になってきています。
その自然災害への備えのひとつに、火災保険の特約の検討があります。
台風や豪雨が過ぎ去った後、見知らぬ人が訪ねて来て「お宅の屋根がはがれていますよ。火災保険で直しませんか?」そう告げられたら、
「火災保険は入っているので、それを使って直せるのなら、すぐにでも直してもらいたい」
そんな、不安と安心が入り混じるような気持ちになるものです。
でも、おかしいと思いませんか?
なぜなら、あなたが加入している火災保険の内容を見知らぬ人が知るはずもないからです。
また、自然災害を火災保険で補償するには条件も上限もあります。
過日、知り合いから「屋根がはがれているらしいので見て欲しい」と言われ屋根に上りましたが、特に異常はみつかりませんでした。
どうやら、「火災保険が使える」とうまく言い、修理工事を誘い掛けられたようです。
火災保険で特約を付けていたとしても、その補償の条件やその対象範囲、上限金額など、正確に覚えていないものです。
ですから、「火災保険で直せますよ」との言葉を掛けれれたら、ひと呼吸置いて、実際に自分の目で確かめるか、信頼できる人に相談して、保険会社に確認することが大切です。
誘い掛けに乗ってしまい、前金を持ち逃げされることだって考えられます。前金を納めて優先的に工事が始まることはありません。
この機会にいちど、火災保険の補償内容の確認をされておくと、こうした被害を未然に防ぐことにもなるでしょうし、お住まいの地域の災害状況の情報をもとに、補償内容のご検討をされても良いと思います。
以上で終わります。
最後までお読みくださりありがとうございます。
ほかのブログも家づくりに参考になれば嬉しく思います。
それではまた。
ご訪問ありがとうございました。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます