こんにちは 住宅アドバイザーの三十三です。いつもご訪問してくださりありがとうございます。
今回は「お得なフレキシブルプラン」というお話です。
ここでのフレキシブルとは、ご家族の暮らしの変化に対応できる柔軟なプラン。とお考え下さい。
家づくりでは、お子さんの成長と、介護しやすいプランへのご要望が多く寄せられていますので、そのご要望の代表的な3DKの参考プランをご紹介します。
1階のプランです。
このプランは一辺が7.28m×7.28m(0.91m×8)のいわゆる「はちはちプラン」です。
構造体がサイコロ状なので地震や台風に強く、快適なプランが低コストで実現する最もスタンダードなスタイルです。
1階は南北にゾーニングされ、北側に浴室、洗面脱衣室、トイレ、玄関を、南側にはダイニングとキッチンを配置しています。
もうお気づきかと思いますが、このプランにはリビングがありません。その代わりに、玄関、洗面脱衣室、ダイニングを広めに取り、メイン収納をダイニングにひとつ、キッチン用に階段下収納が備えてあります。
玄関は毎日使う部分です。ご家族が短時間で一斉に出入りできる広さと、これだけ十分な大きさの下駄箱があれば、玄関はイヤでも片付きます。
スッキリ片付く玄関であれば、お出かけ、お帰りの際に、気持ちを切り替えられる空間になることでしょう。
広めの洗面脱衣室は、お子さんとの脱衣スペースとしてのゆとりや、朝の身支度で、階段を上がり降りすることなく完結できる、ドレッシングルームとしても使えます。
また、トイレと仕切る壁を取り払えば、トイレが直接使える脱衣室に変化します。
ご家族が集まって過ごす時間が最も長いのはダイニングですが、そのダイニングを広くすることで、リビングとしての機能も与えられます。
育児期から子育て期も含め、少人数のお客様をお迎えする時も、自分自身が高齢になった時も、広い部屋がひとつあれば、暮らしぶりの変化にフレキシブルに対応することでしょう。
続いて2階のプランです。
2階も南北で部屋が分かれています。
北側には4.5帖の納戸を備える7.5帖の洋室があります。この部屋は、子育て期は家族の寝室として使われ、お子さんが1人で寝られるようになれば、夫婦の寝室となります。
大きい部屋は空気量も多いので、ご家族で就寝しても、夏は室温が上がりにくく、冬は結露しにくいはずです。
ご夫婦の収納スペースを増やしたい時は、Ⓐから階段を掛けて、小屋裏収納か、ロフトを作ることも可能です。
南側の洋室は子供を二人想定した子供部屋です。子供達は日中、自分の部屋で過ごす時期があるので、日当たりの良い南側が理想です。
収納スペースも十分で、双子ちゃんや姉妹であれば、ひと部屋で一緒に過ごすの時期が長いので、中央の間仕切りは必要に応じて設けても良いでしょう。
バルコニーは地上からの視線をさえぎり、エアコンの室外機を置くスペースとしても有効です。
このように、ご家族の暮らしぶりの変化に沿うレキシブルなプランにすることで、思い出が深く刻まれる住まいを建てることができ、将来、大掛かりなリフォームの心配もなく、お得な建て方と言えます。
北側の外観イメージです。とてもシンプルです。
南側の外観イメージです。色彩はお好みに合わせられます。
屋根形状は小屋裏収納もしくはロフトの有無にあわせて決まります。
以上で終わります。
最後までお読みくださりありがとうございます。
他のブログも家づくりに参考になれば嬉しく思います。
それではまた。
ご訪問ありがとうございました。
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