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災害に備える①【断水時】編

2019-06-22 | 知っておきたいこと

こんにちは。住宅アドバイザーの三十三です。いつもご訪問してくださりありがとうございます。

今回は「災害に備える①【断水時】編」というお話をします。

災害への備えはいくつかありますが、その中で代表的な断水時、停電時、ガス閉栓時、保存食の備えについて考えていきたいと思います。

 

始めに断水時です。

断水は前もって準備できるそうでない時があります。豪雨や干ばつにともなう断水は前もって準備できますが、巨大地震や水道本管の破裂などによる断水は突然起こります。

それでは、どれくらいの水があれば大丈夫なのか、水を使うシーンごとに予測してみましょう。

 

 ■トイレ 

トイレでは5リットル~12リットルの水を流しています。手洗いにも水を使います。その量をそのまま貯水するとなると、それなりのスペースが必要です。また、災害で排水管が詰まってしまえば、復旧するまで水を流すことが禁止。ということもあります。

そこで、簡易トイレのように、便器にポリ袋をセットして排泄し、手はウエットティッシュで拭けば、水を使わずトイレを済ますことができます。ポリ袋は安価でコンパクトストックしやすく、多くの使いみちがあります。そして、トイレに水を流しても良い状況には、日ごろからお風呂の残り湯を取っておくことで、いづれの事態にも対応できるでしょう。ちなみに、子供やお年寄りでもトイレに水を流しやすいのは、10リットル程度の角バケツジョーロです

 

 ■洗顔 手洗い 

ウエットティッシュか濡れタオルで、洗顔や手洗いは済ませられそうです。

 

 ■歯みがき うがい 

これは状況にもよりますが、1日1リットルあれば良さそうです。

 

 ■飲料水 

気候にもよりますが、1日2リットルあれば安心でしょう。

 

 ■調理 

調理は主にお湯を使う調理と炊飯用で、2リットルあれば3食分の調理はできそうです。使い終わった食器はウエットティッシュで拭き取ると節水になります。調理をひかえて災害用非常食にする。という節水方法もありますね。

 

 ■入浴 

断水時は給湯器が運転しないので、介護用のウエットタオルで体を拭くと良いでしょう。石油ストーブでお湯を沸かして簡易シャワーで・・・。という方法もありますが、それなりに手間がかかりそうです。

※エコキュートや電気温水器はタンク内のお湯が使えますが、断水が解消されたあとに、濁り水がタンク内に入る恐れがありますので、メーカーの手順に従ってください。

 

 

 ■洗濯 

洗濯は一日がかりの作業で、天候にも左右されるので、断水中の洗濯は控え、それを想定した数日分の着替えをストックしておくと良いのではないでしょうか。

 

 ■掃除、台拭きなど 

これには霧吹きのアルコール消毒液が良さそうです。水のない時こそ衛生的にしたいものです。

 

 ■ひとり1日4リットル 

いかがでしたでしょうか。断水時は飲料水と調理用にひとり1日あたりリットル2リットルのペットボトルなら2本必要です。そして、ご家庭ごとに断水時のガイドラインを作って、事前に行政などの給水ポイント下見しておくことも大切です。

水は、用途ごと1日で使い切る量をペットボトルに小分けすれば衛生的です。ご近所のスーパーやホームセンター、ドラッグストアでも手に入る、ペットボトル入りの天然水は、おおよそ賞味期限2年間で2リットル70円ほどですので、すぐにでも備えられ、ご家族分、数日分、とそれなりの本数になっても、リーズナブルで、クローゼットやベッドサイドなど、ちょっとしたすき間に分散備蓄しやすいこともメリットです。

ポリ袋、ウエットティッシュ、ウエットタオルなどは、水の代わりになり保存もしやすいので、断水時に効果的な備えになるでしょう。

断水したらどうなるか。何リットルで何日間大丈夫ということを知っておくことで、イザという時でも慌てず行動できるのではないでしょうか。

※家庭用の水道タンクは、断水が解消されたあとに、濁り水がタンク内に入る恐れがありますので、メーカーの手順に従ってください。

 

 

次回は停電時を考えてみたいと思います。

最後までお読みくださりありがとうございます。

他のブログも家づくりにご参考になれば嬉しく思います。

それではまた。ご訪問ありがとうございました。



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