みなさんこんにちは。
今回は、市販のナビキャンセラーを使わず、走行中にカーナビの操作やテレビが視聴できる方法のご紹介です。
インターナビはメーカー(ホンダ)オプションのナビで、ギャザーズナビはディーラー(販売店)オプションのナビです。
ディーラーではインターナビを他のナビに取り替えることをしていないんだそうです(-_-;)クルマの一部だからかな?
走行中のナビ操作やテレビ視聴は同乗者の方で、あくまでもDIYなので挑戦される方は、自己責任でお願いします。
掛かった費用は5,000円ほどでした。全てエーモンの製品でそろえました。
イエローハットやオートバックス、ホームセンターのカー用品コーナーにありました。
車は平成21年式で、ナビ品番は特になさそうです。
⚫走行中にテレビを視聴するには、
パーキングブレーキの信号線をカットする。
⚫走行中にナビを操作するには、
車速信号線にスイッチをつける。
作業はこの2つです。
テレビだけでなくDVDも視れますし、地デジチューナーやスマホのミラーリングキットをつなげは、一気に今の時代に追い付きます。
カシムラKD-199をつないでもっと楽しく
それでは、テレビの作業です。
カットするパーキングブレーキ信号線は、線が5本刺さってる5Pカプラーのオレンジの線です。
念のため、カットする前にエーモンの検電テスターで、パーキングブレーキを踏んだり離したりして確かめました。
カットしたらカプラー側の線をボディアースにつなぎ、車側の線は絶縁します。
オレンジの線はピンクの線の左です。
配線延長のためギボシ端子を圧着
エーモンの配線コネクターを使って最寄りのボディアースに接続。
ボディアースの線は黒で統一のようですが、念のため線をたどって、ボディアースされているか確かめました。
これで、走行中にテレビが映ります。
次にナビ操作の作業です。
車速信号線は、24Pカプラーの緑の線です。紫の線の左側です。
念のため検電テスターで停車時と走行時で確かめました。
スイッチは、エーモンのロッカスイッチを使いました。車のスイッチパネルの空きスペースに埋め込むタイプで、これだと配線を隠せます。
平形端子を使えば線が抜き差しできて便利です。
平形端子を使えば線が抜き差しできて便利です。
このロッカスイッチはONにするとLEDが光るんですが、車速信号線につないでもLEDは光りません。(ON、OFFはできるのですが)
そこでカーナビのACC電源を配線コネクターで分岐して、スイッチにつないで光るようにました。
ACC電源は、24Pカプラーの紫の線です。これも車のキーを回してACCをON、OFFして、検電テスターで確かめました。
ちなみに、電源はヒューズボックスや最寄りの電源配線からでも取れますが、何に使われている電源かわからないので、ナビに使われいるACC電源から取りました。
ACC電源ならエンジンを切れば電気が流れないので、うっかりスイッチをONにしたままでも安心です。
次に、このロッカスイッチのON、OFFに連動して、車速信号の回路をON、OFFさせるリレースイッチを用意します。
リレースイッチのしくみは、(株)バニアスさん運営のDIYラボからこのページで分かりやすく紹介されていました。
今回はエーモンのコンパクトリレー(5極)を使います。5極リレーなら、どうつなぐかで常時ONかOFFかが選べるからです。
ナビの車速信号は常時ONなので、車側(車速信号入力側)の線はリレーの赤い線に、カプラー側の線は白い線につないで、残りの黄色い線は絶縁します。
これで、走行中にロッカスイッチONでLEDが光り、常時ONだった車速信号がOFFに切り替わってナビ操作ができるようになります。
車速信号がOFFでも、GPS電波を受信して現在位置は表示されます。
リレースイッチの白い線を赤い線で延長してしまったため、カプラー側も赤い線で結線されています。
それから、ロッカスイッチの台紙の注意書きに従い、付属のダイオードを組み込みました。
黒い配線はポディアース用です。
スイッチは運転席から視界に入るここに取り付けました。
下からのぞき込んで全体のスイッチパネルを外せば、単体の空きスイッチパネルが外しやすく、ロッカスイッチのボディアースを取る作業もラクです。
また、製品パッケージ記載のコールセンターの方もとても親切で安心しました。エーモンさんには心から感謝感謝です。
メーカーオプションのインターナビは情報が少ないので参考になれば嬉しく思います。
それではまた。
めでたしめでたし(^_^)/
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