こんにちは。住宅アドバイザーの三十三です。
いつもご訪問して下さりありがとうございます。
今回は坪単価についてお問合せを頂きましたので少し触れてみたいと思います。
坪単価は同じ会社で建てる同じ住宅でも、お客様によって意図的に単価を変えているということ、ご存知ですか?
つまり、Aという住宅をBさんが注文すると40万円/坪、まったく同じAという住宅をCさんが注文すると43万円/坪になるということです。
なぜ坪単価を変えるのかというと、BさんとCさんの預貯金の額とご融資の額が異なるというのが主な理由です。
私の坪単価の考え方は違います。お客様のご要望が安全な資金計画で収まるかどうか、お客様の住まいに対する価値観はどうか。で考えます。
資金計画にゆとりがあるお客様でも、住まいよりもお子さんの教育を優先されるお客様もおられるからです。
私は、全てのお金を住まいに注ぎ込む方とお会いしたことが正直ございません。
少しお話がそれましたが本題です。
このたびお問い合わせいただいた2世帯住宅の3階建て、そして建て替えの場合です。
建物の坪単価を100万~120万円とした場合、延べ坪が40坪であれば4000万円~4800万円です。
その予算で建物を設計してしまうと、建物以外に必要な諸費用は坪単価には含まれませんので、建物の費用とは別に用意しなければなりません。
代表的な費用としては、解体費用や、往復のお引っ越し代、仮住まいの費用。弱い地盤であれば地盤補強費用。
ご計画に関連する費用はまだございます。
単世帯の住宅が2世帯住宅になれば、水道引込み管の径を大きくする費用。電気、水道、ガスメーターを親世帯と子世帯で分ける費用。境界ブロックやフェンス、植栽、カーポートなどのエクステリア工事。お部屋と窓の大きさに合わせて、エアコンやカーテンの買い揃え。前面道路が4m未満の場合は、セットバック後の道路部分の工事も考えられます。そして、登記の費用、火災保険料や地震保険料のお支払いもあり、おそらく4、5百万円位にはなるでしょう。
そうすると、坪単価の意義はどこかに行ってしまいます。
資金計画は住まいを計画する前にすべき大切な事です。2世帯ともなればそれより前に親子間の話し合いも大切です。
住まいは建てる会社が設定した坪単価を信じて建ててしまうのではなく、ご家族様が望まれる建物が、安全で安心できる資金計画で建てられるかどうかだと思います。
資金計画はとても複雑です。ファイナンシャルプランを立て、生命保険料や税務上の対策を取ることで、ご返済の見通しを立てます。
住宅ローンの返済に加え、絶対に払わなければならない固定資産税もあります。
住宅展示場や金融機関の窓口に行く前に、「本当に家を建てて大丈夫なの?」という資金計画の確認をしてくれるコンサルティングの先生のご案内も差しあげております。
坪単価を比較することも家づくりの大切な要素ですが、その内訳には十分に注意しましょう。
家づくり成功の鍵は、その道のプロの方とのつながりを持つことに尽きます。
以上で終わります。
最後まで読んでくださりありがとうございます。
他のブログも家づくりにご参考になれば嬉しく思います。
それではまた。
ご訪問ありがとうございました。
いつもご訪問して下さりありがとうございます。
今回は坪単価についてお問合せを頂きましたので少し触れてみたいと思います。
坪単価は同じ会社で建てる同じ住宅でも、お客様によって意図的に単価を変えているということ、ご存知ですか?
つまり、Aという住宅をBさんが注文すると40万円/坪、まったく同じAという住宅をCさんが注文すると43万円/坪になるということです。
なぜ坪単価を変えるのかというと、BさんとCさんの預貯金の額とご融資の額が異なるというのが主な理由です。
私の坪単価の考え方は違います。お客様のご要望が安全な資金計画で収まるかどうか、お客様の住まいに対する価値観はどうか。で考えます。
資金計画にゆとりがあるお客様でも、住まいよりもお子さんの教育を優先されるお客様もおられるからです。
私は、全てのお金を住まいに注ぎ込む方とお会いしたことが正直ございません。
少しお話がそれましたが本題です。
このたびお問い合わせいただいた2世帯住宅の3階建て、そして建て替えの場合です。
建物の坪単価を100万~120万円とした場合、延べ坪が40坪であれば4000万円~4800万円です。
その予算で建物を設計してしまうと、建物以外に必要な諸費用は坪単価には含まれませんので、建物の費用とは別に用意しなければなりません。
代表的な費用としては、解体費用や、往復のお引っ越し代、仮住まいの費用。弱い地盤であれば地盤補強費用。
ご計画に関連する費用はまだございます。
単世帯の住宅が2世帯住宅になれば、水道引込み管の径を大きくする費用。電気、水道、ガスメーターを親世帯と子世帯で分ける費用。境界ブロックやフェンス、植栽、カーポートなどのエクステリア工事。お部屋と窓の大きさに合わせて、エアコンやカーテンの買い揃え。前面道路が4m未満の場合は、セットバック後の道路部分の工事も考えられます。そして、登記の費用、火災保険料や地震保険料のお支払いもあり、おそらく4、5百万円位にはなるでしょう。
そうすると、坪単価の意義はどこかに行ってしまいます。
資金計画は住まいを計画する前にすべき大切な事です。2世帯ともなればそれより前に親子間の話し合いも大切です。
住まいは建てる会社が設定した坪単価を信じて建ててしまうのではなく、ご家族様が望まれる建物が、安全で安心できる資金計画で建てられるかどうかだと思います。
資金計画はとても複雑です。ファイナンシャルプランを立て、生命保険料や税務上の対策を取ることで、ご返済の見通しを立てます。
住宅ローンの返済に加え、絶対に払わなければならない固定資産税もあります。
住宅展示場や金融機関の窓口に行く前に、「本当に家を建てて大丈夫なの?」という資金計画の確認をしてくれるコンサルティングの先生のご案内も差しあげております。
坪単価を比較することも家づくりの大切な要素ですが、その内訳には十分に注意しましょう。
家づくり成功の鍵は、その道のプロの方とのつながりを持つことに尽きます。
以上で終わります。
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