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戸建とマンションを一気に比較 【戸建て偏】

2018-03-02 | 知っておきたいこと
こんにちは。住宅アドバイザーの三十三です。

いつもご訪問してくださりありがとうございます。

今回は「戸建てとマンションを一気に比較」というお話です。

ここでは、

🔴新築注文住宅
🔴分譲住宅(建売)
🔴中古住宅
この3つのタイプを比較します。

比較項目は代表的な分野に絞らせていただき、その項目の傾向性がひと目でわかるレーダーチャートに5段階で評価しました。

項目の評価は以下の通りです。
価格・・・・・・・割高1⇒割安5
耐震性・・・・・・弱い1⇒強い5
断熱性・・・・・・寒い1⇒温かい5
暮らしやすさ・・・暮らしにくい1⇒暮らしやすい5
リフォーム・・・・しにくい1⇒しやすい5
資産価値・・・・・低い1⇒高い5


それでは新築注文住宅から順に見ていきましょう。


🔴価格の評価を4としたのは、注文住宅でもコストダウンでき、建てやすくなったからです。(大手ハウスメーカーはコストに限界があります。)予算オーバーにならないことを心がけることで、評価5としても良いでしょう。
🔴耐震性は基準法を満たしているので4としました。耐震に制震(揺れの軽減)を加えれば評価は5です。制震に関する記事はこちら。
🔴注文住宅でも断熱材はマット状のものが標準的に使われると仮定して評価を3としました。断熱材は発泡ウレタンがすき間なく施工できるので本来の性能が発揮されます。断熱材に関する記事はこちら。
🔴暮らしやすさが最優先されるのが注文住宅なので最高評価の5です。どこまでもご家族の暮らし中心の家づくりがされます。
🔴木造住宅はリフォームしやすいのですが、今の木造の新築は耐震をメインに設計されていますので、間取りを変更するリフォームには向かず、評価をひとつ下げて4としました。
🔴資産価値に変動が少ないのは土地です。建物は築年数と共に徐々に下がるので評価を4としました。


続いて分譲(建売)住宅です。

🔴何といっても価格が明確で資金計画の見通しが立てやすいので最高評価の5としました。分譲住宅のメリットはこちら。
🔴耐震性は基準法を満たしているので評価は4です。注文住宅と同様です。
🔴標準的な断熱材なので本来の断熱性能が発揮されにくく評価を3としました。
🔴決められた間取りに暮らしを合わせなければならないので、評価を3と下げました。
🔴リフォームのしやすさは耐震優先で建てられていますので、注文住宅と同様、評価は4としました。
🔴資産価値も基本は土地の価値が変動しにくいので評価は注文住宅と同様の4としました。


それでは中古住宅です。

🔴価格は、ご購入時に気を付けるべき点が多いのですが、最も割安に購入できるので最高評価の5としました。
🔴耐震性は当時の施工性や老朽化を考えると、信頼できる根拠が見つけにくいので評価3と低めにしました。
🔴断熱性に目を向けた住まいは少ないので、評価は2と低くしました。断熱材はその性能を発揮できる工事がポイントです。断熱のポイントはこちら。
🔴間取りも分譲住宅同様、間取りに暮らしを合わせなければなりませんので評価は3としました。
🔴築年数の古い木造住宅は耐震補強もしやすくマンションのように管理規約もないためリフォームの自由度が最も高く5としました。
🔴資産価値は、境界塀の傷みや道路のセットバックの可能性もあるのでひとつ下げて3としました。


それぞれの建物の性格を知ることで、家づくりで最も優先すべきことは何か。その他の条件は満たされるのかを見極めることで家づくりが成功に向かって進むでしょう。

次回はマンションの評価に移ります。

引き続きよろしくお願いいたします。

ほかのブログも家づくりにご参考になれば嬉しく思います。

それではまた。

ご訪問ありがとうございました。



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