リフォーム業者の選び方①【全てを満たす業者さん】

こんにちは。住宅アドバイザーの三十三です。

いつもご訪問して下さりありがとうございます。

今回は、リフォーム業者の選び方についてお話し致します。

過日、このようなご依頼を頂きました。

「今日中に古い倉庫を壊して持って帰って欲しい」というご依頼です。

「今日中に」と言うお言葉に、深いご事情がおありかと思い、時間を調整してご対応させて頂いたのですが、作業中に網戸の張り替え１枚と、浴室暖房機の新設のご希望があって、そちらも対応させて頂きました。

これらの工事に伴う業者さんは、
解体業者さん
廃材運搬業者さん
建具屋さん
電気屋さん
資材の問屋さん
です。

リフォームをされた方ならご経験がおありかと思いますが、リフォーム工事が始まると他の不具合を思い出されるのか、最初にお声掛け下さった工事よりも追加工事のほうが多くなることもございます。

リフォーム中は、追加工事の金額がその場で即答できる責任者が立ち会っていたとしても、上司や会社決済が降りなければ追加工事に着手できず、追加工事の内容によっては、やむを得ず工事をストップしなければならないこともあり得ます。


さて、リフォーム業者さんを大きく分けると次の３つです。

ひとつ目は、「総合系のリフォーム業者」さんです。これは、古くから地元の方に愛される工務店さんのことです。工務店さんですから様々な工事に対応でき、信頼も厚いのですが、費用は若干高めです。新しい事への挑戦や提案が苦手なのか、豊富な経験と実績で会社の方針を通そうとする傾向が伺えます。

次に、「専門系のリフォーム業者」さんですが、こちらはＮｅｔ業者さんです。工事分野は限定されますが、どこよりも安く、早くをモットーとしています。とにかく安く、早く済ませたいという現代のお客さんの心をつかんでいますが、現場の詳しい調査は職人任せで、責任者が不在のまま工事が進むこともあるので、工事中の追加や変更の対応に時間が掛かります。

最後に「個人系のリフォーム業者」さんですが、こちらは個人の職人さんに直接お願いする形のことです。最も安くリフォームできますが、直接職人さんとやり取りするため、必要な打合せがされないまま工事が先行してしまうことが予想され、希望が満たされないまま完成してしまうケースも出てきそうです。

いづれにいたしましても、様々な工事ができ、工事中の追加や変更にも即対応でき、安心で、早く、安くという全ての条件を満たす業者さんを選ぶことが理想ですが、実際に工事が終わってみないと分からないので、誰しも業者選びは慎重になります。


この続きはリフォーム業者の選び方②【何でも相談できる業者さん】で。

よろしければ他のブログも見ていってください。

それではまた。ご訪問ありがとうございました。