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こんにちは。住宅アドバイザーの三十三です。
いつもご訪問してくださりありがとうございます。
今回は「災害に備えて水道タンクの設置を」というお話です。
はじめに、この度の災害で被災された方に心よりお見舞い申し上げます。1日でも早い復旧をお祈り申し上げます。
災害で断水した時に、貯めておいた雨水が役に立った。というお話を聞かれたこともあるかと思います。
いつもは、庭木に散水していたが、断水した時にはトイレを流せて助かった。という体験談です。
雨水タンクは、日ごろの備えとして、とても有効だと思います。
その雨水を、トイレの洗浄水として配管するリフォームもあります。
その時注意することは、何といっても雨水の水質です。
水道と違って雨水には不純物が多く含まれるので、雨水タンクだけでなく、配管や接続部品が汚れやすくなることを、知っておいた方が賢明です。
それから、雨水と言っても、トイレに接続するのですから、流した雨水は、下水道料金に加算(水道料金は減ります)されますので、事前に排水設備や雨水配管に取り付ける水道メーターの設置に関する届け出も必要です。
ともあれ、節水になる雨水利用はこれからますます増えるでしょう。
確かに雨水利用は有効ですが、そもそも雨水なのでトイレ以外の利用に抵抗のある方は、雨水ではなく水道水を貯めておく方法があります。
それは、電気温水器やエコキュートを設置する方法です。
温水器には貯湯タンクがあります。断水時にはその水がそのまま使えるので、雨水よりも安心できる設備と言えるでしょう。
それでは、電気温水器やエコキュートが設置できないお宅はどうすれば良いのでしょうか。
それには、トイレ専用の貯水タンクを設置する方法があります。
トイレは使うたびに水を流しますので、貯水タンクの水もその度に入れ替わり、水道水の水質ができるだけキープされます。
タンク内はいづれ汚れますので、直接飲むことは避けるべきですが、シャワーや洗濯利用であれば、抵抗はないでしょう。
これからの住宅は、災害に備えてソーラーパネルだけでなく、雨水タンクや水道タンクの設置が注目されるでしょう。
簡単にメンテナンスや交換できるタイプであれば、コストも抑えられると思います。
以上で終わります。
最後までお読みくださりありがとうございます。
他のブログも家づくりに参考になれば嬉しく思います。
それではまた。
ご訪問ありがとうございました。
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