こんにちは。住宅アドバイザーの三十三です。いつもご訪問してくださりありがとうございます。
前回の続きです。
設計のポイントのご質問も多く寄せられます。
家づくりでのポイントはいくつもありますので、代表的なポイントを2つご紹介します。
ひとつは「部屋全体に光を届けること」もうひとつは「風通しが良いこと」です。
【部屋全体に光を届けること】
大きな部屋は、窓際と部屋の奥で大きく明るさが異なるため、大きな窓があっても暗く感じてしまいがちです。
暗さを感じないようにするには、バランスよく窓を配置することなのですが、なかなかうまくいきませんので、間仕切り壁(内壁)の上部をガラスにして光を入れることや、天窓が取り付けられる間取を考えてみるのも有効です。
また、窓を天井に近付けるだけでも、部屋の奥まで光が届くようになりますので、これも部屋全体を明るくする有効な方法です。
住み始めて暗かった・・・とならないように、住宅展示場や建売住宅、完成見学会など、実際の家を見ることはとても参考になります。
ライトシェルフ(日射反射庇)を使って天井を明るくするのも良いでしょう。
窓は明るさだけでなく、建物の強さにも関係します。確認申請後に窓の位置を変更すると、追加費用を求められるケースもありますので、注意しましょう。
これは、家の大きさによって壁の量が決められているからです。家の形が複雑になれば、壁は多く、窓は少ない家になってしまします。
【風通しが良いこと】
風通しが得意な窓に、片開きドアのように開く「たてすべり窓」があります。
窓を開ければ、ガラス面が風を受けるので、幅の狭いタイプでも風が部屋に入ります。
また、窓と窓とを一直線に対面させるだけでも、風通しは良くなります。
自然に風が抜けていた日中も、夜になればとたんに風がおさまるので、夏の暑い無風の夜は換気扇で外気を導入すると良いでしょう。
風通しは冬場よりも夏場に必要です。家全体の熱気を排気する風の通り道をつくることで、エアコンの効きもよくなり、電気代もお得になります。
窓と換気扇を上手に使って風通しの良い家を造りましょう。
また、少しの雨ならしのぐことができる庇を窓に付けることで、にわか雨や弱い雨の日でも窓が開けられ、涼しく過ごせることでしょう。
今回はこの辺で。
次回に続きます。
最後までお読みくださりありがとうございます。
他のブログも家づくりにご参考になれば嬉しく思います。
それではまた。
ご訪問ありがとうございました。
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