1889)南部ワンデイハイク 紫波町（２景目 樋爪舘跡）

　昨日は早起きして眠かった人も多いことでしょう。通勤途上でも朝なのに疲れた雰囲気を醸しだしている人々を見かけました。朝も昼も夜もニュースも残念モード一色でしたが、一方でテレビの論評は辛口が増えたように感じました。「勝てば官軍負ければ・・・」でしょうか。



　日詰駅を後に歩き始め、３本目の交差点を南に折れて進むと、赤石小学校が建っています。この一帯は藤原清衡の子清綱に始まる樋爪氏の居館があったとされる場所です。以前「私的岩手通史の旅」の奥州合戦の中でご覧いただきました（コチラ）ので、２度目の登場となります。

　車で訪れた前回と異なり今回は日詰駅から歩いてきたのですが、学校の北西角と南東角に色あせた説明板が建っていました。そちらによると周辺も合わせて発掘調査が2009（平成21）年まで28回行われたそうです。他の史跡の発掘調査を知りませんので比較のしようがありませんが、さほど広域でもない場所での28回には驚きました。

　本日の風景は３年前と同じアングルです。史跡が眠っているであろう校庭をカメラに収めたかったのですが、多くの児童がクラブ活動に汗を流しており、さすがにカメラを向ける気にはなれませんでした。


（３年間で木が育った樋爪舘跡　－紫波町日詰箱清水 14/06/21－）

　樋爪舘と申しましたが、比爪とも書きます。日詰の表記もその流れで生まれたのでしょうか。



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