風景居酒屋 ごじゃ満開

2011年03月11日14時46分、東日本大震災発生
(since 2007/8/15)。

1579)私的岩手通史の旅 第156回(南北朝時代の岩手 第2幕)

2013年02月17日 | 私的岩手通史の旅
 昨朝地元紙に載っていた「JRが周遊きっぷを廃止する」という記事を読み始めた時、ラジオからも同じニュースが流れてきたのですが、活字とラジオからの文言がまったく一緒でした。誰かが朗読している文章を目で追っているような状態で、国語の授業を思い出し懐かしくなりました。



第156回 南北朝時代の岩手 第2幕(青森県八戸市 根城跡)

 南北朝時代の続きです。岩手県の南朝方をけん制するために、北朝方だった足利尊氏によって奥州管領に任じられた斯波家長(しわいえなが)が居としたのが高水寺城(紫波町)でしたが、南朝方である八戸南部氏が居としたのが、青森県八戸市の「根城(ねじょう)」です。根城は1334(建武元)年に南部師行(なんぶもろゆき)が築いたとされています。


(300余年、八戸南部氏の拠点となった根城跡 -八戸市根城 2010/07/16―)

 根城は八戸市街地西部にあった平城で、北を馬淵川が流れています。城とはいえ天守閣のある城ではありません。1941(昭和16)年に国の史跡に指定され、1978(昭和53)年から11年かけて発掘調査が行なわれ、1994(平成6)年には「史跡 根城の広場」として整備されました。 

(賓客をもてなした主殿 -八戸市根城 2010/07/16-)

 根城には本丸の他に中館・岡前館等がありましたが、史跡全体図を見るとそれぞれの館跡が堀によって細かく仕切られています。敵の侵入を防ぐためでもあったのでしょうか。

(史跡全体図)

 ひとことで南部氏と言っても始祖の光行から下るにつれいくつかに分かれていきます。根城を拠点としたのは八戸南部氏(根城南部氏)と呼ばれ、約300年に渡ってこの地に君臨し続けます。

2012/02/17の一品・・・1233)福島の冬 4景目(下郷町 大内宿へ)
2011/02/17の一品・・・882)私的岩手通史の旅 第63回(前九年合戦 第8幕)
2010/02/17の一品・・・647)隣県の冬景色 秋田名物内陸線!
2009/02/17の一品・・・453)双子たまご
2008/02/17の一品・・・182)栃木散歩 下野市(蛇骨塚)

にほんブログ村 地域生活(街) 関東ブログ 千葉県情報へにほんブログ村ランキング参加中♪

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 1578)房総ワンデイハイク ... | トップ | 1580)房総ワンデイハイク ... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

私的岩手通史の旅」カテゴリの最新記事