「みずほ新興国クォータリー(12/11、みずほ総合研究所)」より抜粋。
タイ 【2019年+2.4%、2020年▲6.4%(予)、2021年+2.7%(予)】
■2020年7~9月期の実質GDP成長率は、前期比年率+28.8%(前期:同▲34.0%)と持ち直し。
― 5月の行動制限緩和の後は感染抑制に成功。所得支援策も奏功し、個人消費は娯楽関連などを中心に大幅回復。
― 財輸出は、自動車や電子機器の持ち直しを背景に大幅増加。一方、サービス輸出は悪化が継続。
■先行きは、個人消費の伸び悩みが重石となって勢いを欠き、2021年も巡航速度を下回る見込み
― モビリティ(人の移動)の改善は頭打ち。雇用所得環境に大幅な回復が見込みにくいなか、内需の増勢は一服へ。
― 財輸出は増勢を維持するものの、挽回生産の剥落もあり、回復ペースは鈍化を見込む。
<総論(結論)>
10~12月期は、感染再拡大により経済活動制限が再び強化されている国で回復が足踏みするとみられる。
財・サービス需要の回復二極化により、接触サービス・旅行輸出依存度の高い国では回復の遅れが懸念される。
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タイ 【2019年+2.4%、2020年▲6.4%(予)、2021年+2.7%(予)】
■2020年7~9月期の実質GDP成長率は、前期比年率+28.8%(前期:同▲34.0%)と持ち直し。
― 5月の行動制限緩和の後は感染抑制に成功。所得支援策も奏功し、個人消費は娯楽関連などを中心に大幅回復。
― 財輸出は、自動車や電子機器の持ち直しを背景に大幅増加。一方、サービス輸出は悪化が継続。
■先行きは、個人消費の伸び悩みが重石となって勢いを欠き、2021年も巡航速度を下回る見込み
― モビリティ(人の移動)の改善は頭打ち。雇用所得環境に大幅な回復が見込みにくいなか、内需の増勢は一服へ。
― 財輸出は増勢を維持するものの、挽回生産の剥落もあり、回復ペースは鈍化を見込む。
<総論(結論)>
10~12月期は、感染再拡大により経済活動制限が再び強化されている国で回復が足踏みするとみられる。
財・サービス需要の回復二極化により、接触サービス・旅行輸出依存度の高い国では回復の遅れが懸念される。

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