何日か前に。
自転車のおじさんが転倒したのを10分位の間に
２度見たお話をしたのですが。（２度目のおじさんは救急車で運ばれた）
金曜日。
会社から定時に引き上げまして。
最寄り駅のほうを歩いていると、２０代後半くらいの兄ちゃんが
私の前、道路脇にいた。
その時は携帯を持って、誰かを待っているのか
駐車場の脇に佇んでいた。
あたくしは携帯を見つつ、宣伝メールを見ながら
駅に向かって歩いていました。
３０メートルくらい歩いたところで、
ドンッッ！！！
と後ろのほうで大きな音がした。
ん？
誰かが車のドアを思いっきり閉めた？？
何の気無く振り向いてみる。
何と、後ろで兄ちゃんが転がっていまして。
・・・？
すぐ横を黒い軽自動車が、あたくしを横切り、
前を過ぎたところで止まりました。
車を見つめつつ、又歩き出そうとして
・・・ん？？
はたと気がついた。
轢かれた・・・？！
また後ろを向いたすこっち。
兄ちゃんの方を向くと、兄ちゃんは立ち上がって
何事も無かったようにこちらを見た。
すこっち「だ・・大丈夫ですか・・？！」
兄ちゃん「だ・・大丈夫ッす・・」
かっこ悪いと思ったのか、すぐ立ち上がっていたが、
視点が定まっていないというか、ちょっとラリッてる兄ちゃん
のような目の焦点になっている。
何か変やな・・・脳震盪起こしてる・・？？
いや大丈夫ちゃうような・・・・
すると、黒い軽自動車から降りてきたおじさん。
おじさん「兄ちゃん、大丈夫か？」
兄ちゃん「大丈夫っす・・せやけど・・気をつけてくださいよ」
おじさん「え？何・・・？」
にいちゃん「俺歩いてたら急にぶつかってきたから、気をつけてくださいね」
おじさん「いや、急に道路に出てくるから・・怪我とか大丈夫？」
兄ちゃん「怪我は無いですけど、携帯が壊れたくらいかな・・」
そんな会話が繰り広げられていたが、
とりあえず「わたし見てましたよ～」と言わんばかりに暫く
その場にいましたが、大丈夫という話で
収まってしまいそうな感じだったので
その場を後に致しました。
口を挟むのはどうかと思うし、だけどこの兄ちゃんの口調だと、
轢いたほうは誰も見てなかったら、声掛けてスッと逃げかねない？
と思ったので、あたくしがその場でじっと見ていることで
目撃者の手前、逃げるのを阻止できるかな？と。
こういうのって、どこまで入っていいのやら迷いますね。
暫く歩いて振り返ると、何となく話が終わりそうな様子。
あ～・・・大丈夫ってだけで終わったのかな・・と。
兄ちゃんの脳震盪ピヨピヨな様子がどうしても気になったので、
コチラに向かってきた車のナンバーを控えておく事にしました。
しかし控える事は成功しましたが、肝心な兄ちゃんがどこへ行ったやら
見失ってしまいました。
兄ちゃんに後から何かあったらあかんので、お節介ながら
ナンバーを教えておいたほうがいい？？なんて思ったもんで・・・汗。
しかし見失っちゃったので、仕方ないか～・・と。
名刺交換してるかもしれないし、ちょっとお節介かもしれないしね。
そんな、帰り際に物騒な出来事で幕を閉じた金曜日でした。
いや、今週は事故をよく目撃した一週間でした～、汗。
他人事じゃないな。
気をつけろ！ということなのかも。
それにしても、こういう事を目撃した時の
予想外のフットワークの重さに自分でもビックリしました。
もう少し機敏に動けるようにならんとなぁ・・
鈍すぎる！
ちょっと情けなさも感じた一週間でした。