もう京都に来ると、頻繁に通るこの通り。
今回は、わたくしと同じく御朱印集めをしている友人と
錦市場を後にして、このお寺を訪れました。
コチラのお寺。京都のど真ん中にある
浄土宗西山深草派総本山、誓願寺です。
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今から約1300年前に、天智天皇の命により、大和の国の賢問子
芥子国という親子の彫刻師によって造られました。
阿弥陀如来像の完成とともに、安置するお堂の建立となり、
3年の年月を費やして七堂伽藍が完成し「誓願寺」と
名付けられます。
(その当時の誓願寺は、最近の研究で奈良の西大寺、
薬師寺に近い近鉄「尼ヶ辻」駅付近にあったことが判明)
その後平安遷都とともに京都に移転。
豊臣秀吉の命令で現在の三条寺町の地に移管。
創建以来10回もの火災に遭うも、そのたびに
多くの信者達によって再建、昭和39年に
鉄筋コンクリートの本堂になり、現在に至っています。
清少納言、和泉式部、策伝上人など、落語発祥の寺、
芸事上達の寺としても広く知られています。
芸事の神様としては、車折神社も有名ですが、京都の
ど真ん中にあるこちらのお寺は、交通の便も良く
近くに立ち寄れる場所も多いのでお勧めのお寺です。
新京極通りの三条側に位置し、とてもわかり易い場所です。
境内の様子。後光が神々しく、不思議な空気の境内でした。
綺麗だなぁと思い、思わず写メってしまいました。
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頭上はこのような感じに↓
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お賽銭に入れる小銭が1円しかなくてビックリしましたが(笑)
また来ます、と1円だけ賽銭。
「1円で何が買える!」と怒られそうですが、汗。
本当にまた来ます、とお祈りし、この場所を後にしました。