白秋ながや文庫

日々の徒然。

柳川弁と白秋

2016年03月17日 | 日記

ごんしゃんとはお嬢さんのことで昔、妹の桃の節句のときにごんたさんという等身大の人形がひ

な壇や、さげもん手まりとともに飾ってあったことをおもいだします。

 

たとえば柳川弁でいらっしゃいますか?は丁寧な言葉で、おりめすか?もしくはおりなはるです

か?同等もしくは下にものもうす場合は、おらすか?だからけっして年長者のことを問うときは、お

らすか?とか使用するのはスラングである。答える側も、おらすというのはスラングである。

 

……白秋の詩にも、ごんしゃんと反対に、のすかいという言葉が登場する。お嬢さんに対して娼

婦のことである。のすとは穴のことである。いそぎんちゃくのことを、わけのしんのすというが、こ

れは若者のしりの穴に見た目が似ていることから語源である。のすとは耳の穴を耳のす、鼻の

穴をはなのす、略してみみんす、はなんすと言う。……だから、のすかいとは穴を買う、つまり娼

婦のことである。  今日はここまで。


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