2023年8月の台北行き-(3)
エバー航空BR177のチェックインが終わった。
保安検査場に入った。数人の列ができている程度だった。iPadやら財布やらを出してトレイに並べ、カバンを横向きにトレイに置いて、自分は検査機を通った。以前、検査機の中で立ち止まって両手を上げて検査する機械が話題になったが、ここはそれではなく普通の検査機だった。
トレイに出したものをしまいこみ、出国審査のために下の階にエスカレーターで降りた。
出国審査場が大きく変わっていた。人がいるブースが並んでいるのではなく、自動の顔認証機が並んでいた。パスポートを読ませて、スクリーンに顔を向けていると、自動的に顔認証が行われて出国審査が終わった。以前に指紋認証の自動ゲートに登録したのだが、それはまったく不要になっていた。
係員がいるブースも並んでいたが、そこにいる人はただ見ているだけだった。
出国審査を出ると、免税店が並んでいるのは以前と同じだった。
シャトルに乗った。中は陽が当たって暑い。
中間駅でシャトルを降りてANAのラウンジに入った。人が多い。
そろそろ搭乗開始時刻なのでラウンジを出ようと思ったら、エバー航空台北行きの搭乗開始が遅れるというアナウンスがあったので少し待ってラウンジを出てゲートに行った。
大量の人がゲート前で待っていた。飛行機が見えた。バッドばつ丸の絵が描いてある機体だった。A330である。搭乗開始時刻はさらに遅れていたので、ゲートの前のベンチで待った。
定刻から30分遅れて搭乗開始した。ビジネスクラスから搭乗が始まり、後方の席から順に搭乗していった。
搭乗ゲートでは、以前は紙のチケットの大きい方が回収されて小さい半券の方だけを渡されたが、今回はチケットをちぎられずにまるごと返却された。
機内は満席だった。