2023年8月の台北行き-(5)
エバー航空BR177便 大阪関西発台北桃園行は、安定飛行に入った。
キャビンアテンダントさんが、いくつかの席に機内食を持って行っている。特別な機内食を事前に予約した人についてだろう。
全体の機内食の時間になった。メニューは1種類である。まず食事のトレーが配られ、その後に飲み物が紙コップに入れられて配られる。
ごはんのメインディッシュがあっても小さいパンがついてくる。
エバー航空の機内食は、台湾の普通の食堂のご飯のような、庶民的な良い味というイメージがあったが、今回の機内食はあまり良くなかった。厚揚げ豆腐も味付け煮卵も味が薄かった。小鉢にレンコンの酢漬けが入っていた。これは台湾の食べ物だろうか。デザートはみかんゼリーだった。これは普通。コロナの海外旅行空白期間に、いろいろなことが変わってしまったようだ。
食事の終わりごろに紅茶のポットを持ってキャビンアテンダントさんが、回ってきた。温かい紅茶をもらった。熱すぎずぬるくもなく、良い紅茶だった。
その後にコーヒーのポットを持ってキャビンアテンダントさんが回ってきた。コーヒーの場合はミルクと砂糖を一緒にトレイに乗せているので、見ればすぐに分かる。
食後にトイレに行った。空きの表示があるところのドアを押したら、中に誰かが立っていた。占めると内側からガチャっとロックがかかって、使用中の表示になった。飛行機のトイレの使い方に慣れていない人のようだ。少し待って、トイレに入った。ロックしないと中の灯りが点かないので、ロックが必要だと気付くはずだが。
席に戻って、音楽プログラムを聞いた。タッチパネル画面の反応が遅くて使いにくいのだが、台湾でどんな曲が流行っているのか、何曲か聞いてみた。韓国の流行歌はどんどん日本に入ってくるが、台湾の曲はほとんど入ってこない。台湾も韓国みたいに外国に宣伝した方が良いのではないか。
しばらく飛んでいると、そろそろ着陸態勢に入るのでトイレは今のうちにというアナウンスがあった。トイレの前に数人の列ができた。
着陸態勢に入った。窓の外は雲だったが、しばらく後に海岸が見えた。
どんどん高度を下げて、着陸した。定刻から約30分遅れていた。
着陸してから滑走路を走って、途中で止まった。そこからゲートに向かわずに、そのまま止まったままになった。到着が定刻から遅れたので、ゲートに入る順番がずれて再調整してるのだろうか。