2023年8月の台北行き-(4)
BR177便に乗った。機内は満席だった。
カバンからiPadを取り出して席の前のポケットに入れ、座席の上の物入れにカバンを入れた。席にはインナーイヤホンが袋に入って置いてあった。飛行機のデュアルジャック用のプラグが2本出ているタイプのイヤホンだった。これは古い。今時まだこれが使われているとは。
シートモニターがついていた。出発前は操作できない。
乗客が全員乗って席に落ち着くまでしばらく待った。キャビンアテンダントさんは髪をきっちりまとめて顔にかからないようにしている人が多いが、ショートカットにしてまとめていない人もいた。ピーチ航空ではショートカットのキャビンアテンダントさんがいたが、LCCでない航空会社は髪をまとめていると思っていたが、最近はそうではないようだ。
モニターに安全上の注意のビデオが流れた。ヒゲのおじさんが中国茶を飲みながら説明していた。
飛行機がやっと動き出した。やはり定刻から30分遅れていた。
やっと離陸した。
しばらく上昇して、安定飛行に入ったところで、機長からのアナウンスがあった。機長からのアナウンスを聞くのも久しぶりである。英語だった。アナウンスの後、日本人のキャビンアテンダントさんが、機長の話の内容を日本語で説明した。
シートモニターが使えるようになった。コントローラーがついていたので、タッチパネルではないのかと思ったが、タッチパネルだった。画面に表示されているボタンを押して操作した。ただし、反応が遅い。
音はインナーイヤホンで聞いたが、右の接触が悪い。プラグを手で押さえると左右ともに聞こえるが、手を離すと左しか聞こえなくなる。
面白そうな映画がなかったので、TV番組の中から、「天才ペク社長の逆境食堂」を見た。言葉が韓国語で字幕が中国語の繁体字だった。言語を選べたかもしれないが、タッチパネルの反応が悪いので、設定用ウィンドウが表示されるまで少し時間がかかって面倒なので、設定を探すのをやめてそのまま見た。